【感想・ネタバレ】【合本版】姫君達の晩餐 全9巻のレビュー

山咲黒 / 起家一子

それもこれも自分がこんなに美しく生まれついたのがいけないのだ──白雪姫は王宮から遠く離れた森で、怒りまくっていた。灰かぶり（シンデレラ）は、父を亡くし継母も出て行った商会を笑顔と賢才で切り盛りする。そして眠り姫は魔女の逆恨みを受けて眠り続ける──在りし日に約束をした運命の彼を待ち続け……。
※本電子書籍は『姫君達の晩餐』シリーズ全9巻を1冊にまとめた合本版です。さらに巻末には、合本版だけの書き下ろしSSを収録!!

[ういろう · ★★☆☆☆]

ゴチャゴチャしてて今一

3人の女主人公と3人の王子を中心に話を進めていくのですが、3人もいるからそれはもうゴチャゴチャしている、王子が惚れる理由も容姿からの一目惚れが2人と雑、1巻目で詰め込みすぎたせいでそれぞれエピソードが薄すぎる（続刊が出るかは判らなかったでしょうから同情の余地はありますが）。
まあ今一な作品ですね、セールのとき以外は買うのはお勧めしません。