【感想・ネタバレ】肉と衣のあいだに神は宿るのレビュー

あらすじ

婚活、疲れました。

とんかつの名店情熱とん。看板娘の密かな特技は客の好みと寸分違わぬ味噌汁を作ること。とんかつ屋のコンカツをめぐる4つの物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

松井雪子さんの本を読むのは初めてなのですが、感覚を刺激されるわぁ…という印象。
私自身も大切にしたいと思っていることが描かれていて、共感をくすぐられる作品でした。やさしい気持ちになれました。

0
2019年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

数年前から気になっていた一冊。
帯書きに婚活という言葉が書かれていたけれどそれだけがメインではなく、一話ごとに気乗りのしない婚活・自分らしくいられるトンカツ屋・淡い片思いが描かれる。
登場人物たちが魅力的なので、一冊書き下ろしで踏み込んだ話を読んでみたいと思った。

0
2019年06月09日

Posted by ブクログ

読むと「トゲトゲしている心」が心が丸くなるような心が喜ぶ作品。名物「さくさくかつ丼」と、主人公の美衣が作るおみそ汁が提供されるとんかつ屋の「情熱とん」。美人看板娘の美衣が「婚活」を始めるのだが、なんとなく消極的な感じ。特に大きな事件もなく、ひたすら穏やかさに包まれて話は進む。この話、「悪い人」という存在が登場しないのだ。それでも物語は成り立つ。美衣が婚活を始めた理由までこんなに優しいものだったとは。様々な伏線を張りめぐらせておいて、回収しないままの終わり方だが、それが逆にいろんな想像を膨らませてくれる。

0
2015年12月26日

Posted by ブクログ

とんかつ屋さんの娘である主人公は、婚活に励んでいる。
とんかつ、こんかつ。
お客さんに合わせた味噌汁を作ってしまう穏やかな彼女に、幸せはやってくるのか?婚活が幸せなのか?

これを読んでいると、「とんかつ」が食べたくなります。
もちろん主人公の味噌汁つきでね。

0
2015年11月25日

「小説」ランキング