あらすじ
織田信長ゆずりの先見性と福沢諭吉の薫陶を受けて次々と生まれる新産業。清酒や陶磁器、自動車、零戦…。ものづくり王国を築いた原動力とは? 八方ふさがりの困難にもめげず、時代を先取りし、道を切り開いた老舗企業家たちの勇気と決断を描く、中部財界史の決定版!
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Posted by ブクログ
中日新聞連載記事をまとめた本。名古屋を代表する企業の歴史をダイナミックに描く。
新聞社ならではの緻密な内容も読み応えあり。
とても面白かった。
Posted by ブクログ
創業者とか地方財閥とかに関心があるので、現在も中日新聞で連載中なので次巻が楽しみです。
明治から昭和にかけての時代は、社会の近代化・工業化がどエラいスピードで進んだ時代なんだと思う。その時代に国や地域の発展も考えながら新しい製品・サービスを興した企業や創業者の志は、現代の経営者にもあるのだろうか...とか考えながら読んでました。
日本が貧しかった時代と現代を単純に比較するのは正しくはないし、創業者一族と現代のサラリーマン社長を比較するのも違うのだろうけど。
理想的なことはさて置いても、少なくとも経済が発展する余地が現在よりも格段に大きかった時代なわけでもあり、ちょっと羨ましくも思える。