【感想・ネタバレ】新米探偵、データ分析に挑むのレビュー

あらすじ

※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

楽しくわかる、統計学。
平均値のシミュレーションやヒストグラムでの可視化、売上予測に役立つ回帰分析、ロジスティック回帰分析、Webの口コミ情報をテキストマイニング、など……。
統計ツールを駆使して、難事件を見事解決!

データ分析にまったく縁のなかった≪僕≫が、探偵事務所に就職し、職場で出会う事件(トラブル?)のなかで、データ分析の基本から高度な手法までを身につけていきます。数理的な知識は不要。商店街の住人たちからのさまざまな無理難題を、社長の天羽さんや助手のいっ子さんとともに、データ分析を駆使して解決していきます。とりわけ、頼りになるのは、フリーソフトのRStudio。統計学もRも初心者レベルの≪僕≫だけど、扱い方からていねいに解説してもらって、なんとかなったぞー!

やっと就職が決まった僕の勤め先は「商店街の顧問探偵」をやっているというおかしな興信所。
おまけに仕事に必要なのは、勘や経験ではなく、≪データ分析?!≫
美人社長・天羽さんには怒鳴られて、かわいい助手のいっ子さんにはやさしくフォローしてもらいつつも、僕のデータ分析修業が、ともかく始まった!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

後半のテキストマイニング以降の話やRstudioのプログラミング内容はほとんど読み飛ばしながらだったが、個人的には統計学の勉強のは入りとしては最高の一冊だった。
これは、自分が「統計学がわかる」を一通り読んだことがあったり、大学の授業でR(統計ソフト)を使ったことがあったので、そこまで忌避感なく読めていたことも影響していると思う。
専門的な言葉を説明なしに使ったり、統計の内容やRstudioの使い方に関する説明が少なすぎるため、統計を全く知らなかったり、プログラミングを全くしたことのない場合は訳がわからないまま読む部分が多くなりそう。
ただし、計算方法や難しい説明がないおかげでストーリーを楽しむことができ、統計の使い方がすんなり頭に入ってきた部分もあるので、ミステリーなどが好きなタイプが統計学を勉強するきっかけ作りとしては一番だと思う。

0
2021年10月03日

「ビジネス・経済」ランキング