あらすじ
なぜ、ディズニーのスタッフは自発的に成長するのか?――本書では、その答えを探るべく、リーダーとスタッフが一体になって、最高のサービスを実現し続ける、ディズニー人財育成のヒミツに迫ります。メンバーを急激に成長させるために、ディズニーのリーダーが実践している具体的な育成メソッドが満載の一冊です。
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Posted by ブクログ
今は異動になってしまった、私が尊敬するディズニー大好きな上司から貰った本。
ディズニーキャストのリアルな体験から、どのように自分がお客様やチーム内の仲間と接することができれば、より良いチームになるのかを学べた。
全ての〝チーム〟に所属する人にとってオススメできる本!
Posted by ブクログ
ディズニーで学んだ 人がグングン伸びる39の方法 著:志澤 秀一
リコグニションとは「相手を認め、受け入れること」
ディズニーでは、ゲストの応対の奥深いところで「相手を認め、受け入れる」ことを重視している。
このリコグニションを根底として、メンバーが自発的に成長するためには、リーダーが行うべきこととして、メンバーに「何かをさせる」ことではなく、メンバーが「何かをしてみたくなる」ようにすることについての助言を以下の7章により説明している。
①相手を認め、受け入れる心の姿勢を整える
②リーダーの考え方をメンバーに伝える
③メンバーの長所を引き出すコミュニケーションを行う
④メンバーが伸びるほめ方と叱り方
⑤フィードバック&質問メンバーを育てる
⑥チームワークを引き出す
⑦困難に対処する
ディズニーのメソッドは夢の国だけで通用するような単なる魔法ではない。企業理念を満たすためにひとつずつ隠れた理論から組み上げられた立派なマネジメント手法である。
そしてその手法は自分の属する企業、チームでも使える。もちろん企業やチームの理念や方向によりアレンジも必要であり、説明と理解、共有がなければ全くもって機能しないことも事実ではある。
しかし、ワクワクするような体系的なマネジメントというのはなかなか存在しない。理想論なのかもしれないが、しっかりと腰を据えながら大局的な視点から見ればディズニーのメソッドは自分たちの大きな武器になる。
差別化と高いレベルでの顧客満足と価値の提供を考えた中では必須とも言える。