【感想・ネタバレ】生かされる命をみつめて<自分を愛する>編 五木寛之講演集のレビュー

あらすじ

『生かされる命をみつめて』<自分を愛する>編で著者は、絶望も希望も、主に人間のマインド面を語っている。絶望状態のなかでもユーモア感覚を忘れない。老いもがんも許容する。自分にも他人にも寛容の精神を。「頑張れ」と言わずに、人にじっと寄り添う。ボランティアは自分が救われること。一日ひとつ、歓びの出来事をノートに書いてみた。立派に亡くなった人へは、涙でなく拍手を送る。人生には軌跡でなく存在の方を優先しよう。誰もが知る「青い鳥」には謎の結末があった。物語を創る人間になりたいと思った少年時代など、著者が50年近くかけて語った講演は、あなたに何をもたらすか。

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Posted by ブクログ

本文より
【ことば】へのこだわり

人間はことばによって歴史を作ってゆく。

文化もことばで伝達され、経済も政治も、じつは戦争も、みんなことばというものによって作り上げられていく。

このことを考えると、ことばをきちんと学ぶ、ことばをきちんと整備するということが、人間として生きる上での一番大事な基本だと考えていいと思う。

尊敬する他の方も、同様のことを仰ってる。
ことば大事にすることが人生を豊かにするのではないかと思いました。
また、ユーモアの大事さも知ることができました。

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2016年04月20日

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