【感想・ネタバレ】万葉のいぶきのレビュー

あらすじ

千三百余年の歴史を超えてよみがえる、万葉のロマン。――〈万葉のこころ〉を愛し求め続ける著者が、読者をおおらかな古代人の世界へと誘う。万葉の歌を《愛》《旅》《四季》という角度から捉えた本書は、全国の万葉故地をくまなく訪れた著者ならではの語りかけで、風土のなかに生まれ、息づいた歌ごころを、もっとも古くて、もっとも新鮮な生のいぶきとして伝える。

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Posted by ブクログ

『万葉の人びと』(1981年、新潮文庫)とおなじく、『万葉集』について親しみやすいことばで解説している本です。

『万葉の人びと』が、主として歌人ごとに解説がなされているのに対して、本書ではテーマごとに章立てがなされています。「万葉風土学」を提唱している著者だけあって、モノクロとはいえ多くの写真が文章に添えられており、その歌の詠まれた風土に対する理解を踏まえながら鑑賞することの重要性が示唆されています。

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2020年09月06日

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