あらすじ
新人司書の文子がこの春から所属されたのは、のどかな秋葉図書館。ススキ野原のど真ん中に建つこの図書館は利用者もまばら、暇なことこのうえない。しかし最近妙な闖入者が現れた。小学生が閉館後も居残るために、あの手この手で図書館員たちの裏をかこうとしているらしい。いったいなぜ? 文子はかねてよりその博識ぶりを崇拝している先輩司書・能勢の力を借りて、小学生たちの企みをつきとめようとするが……。季節の折々に、小さな図書館を訪れる人たちがもたらすささやかな謎の数々。すべての本好き、図書館好きに捧げる、やさしいミステリ。/解説=大崎梢
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Posted by ブクログ
前の学校でお勧めされたのに、
読まなかったのか、
途中でやめてしまったの。
可愛い表紙に反して、
なかなかシリアスなネタを扱ってる。
世の中、簡単じゃないよねと
思わず考えさせられる短編集だった。
Posted by ブクログ
本好きの人が書いたやさしいミステリー。読後感良好です。
細かい部分の組み立てが雑やけど、全体に流れる優しさがこれを覆い隠します。
ちょっとした空き時間の読書をおススメ!
Posted by ブクログ
既読だ、という自信はあるのだけど、
登場人物にも出会った気がするのだけど、
謎が一つも思い出せず、まっさらな気持ちで読めてしまって、自分が信じられなくなっている。
二作目の方だけ読んだのか?
きれいさっぱり忘れてしまったのか?
何度も楽しめてお得だったという事にしておこう。
3度目があったりして。