あらすじ
有史以来、庶民がもっとも貧困にあえいだのは、戦後の日本だった。
70年前、日本各地に広がっていた、あの光景-敗戦後に現れた闇市、米兵慰安婦、赤線と青線。占領軍が闊歩する街中で、庶民は、孤児たちは、いかに暮らしていたのか? 『貧民の帝都』『中世の貧民』『江戸の貧民』に続くシリーズ第四弾。
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Posted by ブクログ
貧民の帝都と同様に力の入った作品ではないかと感じた。とくに、筆者自身の体験もあるだけに迫力がある。占領下の日本の貧困層の悲惨さは余りクローズアップされていないだけに、貴重な内容であると思う。