あらすじ
誰よりも「普通」に憧れた少年・徳光修平から、ミッツ・マングローブへ。慶應ボーイ時代、ロンドン留学、女装、オネエブーム、恋愛、音楽、芸能界のこと。そして、寄る辺なき存在として、一人生きること――。普通に幸せになんてなれない自分自身と、40歳でようやく向き合えた。過去と未来をすべて明かす、初の自叙伝。
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Posted by ブクログ
台風の日に一気読み。意外と面白かった。
色んな葛藤とか多分俺には想像できないほど抱えて生きてきて、でもこれはすでに「普通」だと思ってる俺が「普通じゃない」と奥底で思ってる女装家という生き方に対して持ってる勝手な考えで、悩みや葛藤なんて誰でもそれぞれ持って生きてて、人の生き方をうらやましがるなんて図々しい話で、その時点で上から目線が含まれてる気もする。ということに気づかされた。と言ってるこれが正に文中の「無味無臭の当たり障りない情報や価値観」になってる…。
この面倒くさくて不毛で楽しい人生。
もう少しサバイブしたい。
ありがとう。
Posted by ブクログ
週刊朝日のコラムを読み、向田邦子のような爽快感を覚えこちらに。読んでいると、修平少年の妄想に身をやつす姿が何度もチカチカ浮かぶ。想像力こそ生きる糧だ!妄想万歳!読書万歳!私も自分を騙し騙し生きて行かねば。クライマックスは「排泄」、笑って泣けた。ご指摘の、失われた女性らしさにつきましては同意しかありませんよ、わかってるわよ女だって、そんなの。。。
Posted by ブクログ
自伝だけれど、物語的な仕上げに向おうとする力も働いていて、その辺が気になった。本当の自分とそれを食い破って出てしまった女装の自分。どちらも本当の自分のはずなのに。。。いま、本当の自分はどこに?
Posted by ブクログ
人の生き方は多様だなーと思う。女装が好きで好きで女装家にまでなる人生ってぼくには解らないが、そんな人がいることは分かった。きっと女装する度に差別されたのだろうと思う。こんなこと人の勝手なのだが、自分とは違う者を怖がる人もいるのだ。
ミッツさんが偉いのは非日常でたまに女装するのではなく、日常的に女装していることだ。女装は生き方のスタイルである。女装は恥ではなく美しさを求める生き方でもある。