【感想・ネタバレ】夜は甘く妖しく【ハーレクイン文庫版】のレビュー

あらすじ

父亡きあと領地アノシーを女手ひとつで守ってきたメリサンド。父親の訃報を聞き、サイェルヌの地に戻ってきたクイン。どちらも正式な領主となるには、地域を統轄支配する大領主に認められなければならない。その大領主に呼びつけられたふたりは、ある命令を下された。今夜すぐにも、婚礼の儀式を執り行うこと。夫婦の契りを結ばなければ、領地は没収となる。だが、クインが近隣でも有名な極悪非道の領主の息子と知り、メリサンドは決意した。彼には指一本触れさせない、と。
*本書は、初版ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

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城への義務と愛の間で揺れる二人

ヒーローもヒロインも先祖代々受け継いだ領地と領民を守るため大領主に命令された早急な政略結婚を受け入れます。

互いに惹かれ合う二人ですが、それぞれの城、領地のために背負ったものが大きすぎて、心はすれ違ったまま。

じれったいながらも、ヒロインの方が少しは垣根を超えて行動に出ている(=ヒーローを愛さずにはいられない)感じです。ヒーローの方がより石頭かな?

最後は互いの深い愛を確認しあってハッピーエンド。

#アツい #切ない

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2021年08月14日

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