【感想・ネタバレ】強引な求婚者【ハーレクイン文庫版】のレビュー

ジュリエット・ランドン / 糸永光子

マリエッタは十八歳になっても結婚する気がなく、次々に現れる求婚者をことごとく断ってきた。継母のレディ・アリスは、そんなマリエッタにさじを投げ、十五歳になる実の娘エメリーンを先に結婚させようと考える。折しも、新しく獲得した荘園の隣に理想の結婚相手が！ソースゲルド城の城主アラン卿の出現に、エメリーンとレディ・アリスは色めき立った。ところが、アラン卿が目をつけたのはマリエッタ。逃げるマリエッタに求婚しようと、彼は少々強引とも言える行動に出る。
＊本書は、初版ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

[felix · ★★★★★]

包容力ある夫像

美しく賢く優しいヒロインは、尊敬する父親のような人か、全てが彼女より勝る人でないとお嫁に行きたくありません。やもめのヒーローは初めからヒロインに一目惚れ。しかしヒロインは腹違いの妹に縁談を譲ろうとします。
ヒーローに強引に口説かれて結婚しますが、その後色々な事件や揉め事が起こり、サスペンスも要素が絡んできてお話が面白くなります。
なんだかんだと、包容力あり、ヒロインを大らかに見守って激しく愛しているヒーローは素敵です。

＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい