あらすじ
ごくごく普通の居酒屋に新人バイトとして入った、うるま寅次郎。だけどその店は、店員もお客も怪獣だらけの「怪獣酒場」だった──。
ダダ、ゼットン、ケムール人……ウルトラ怪獣たちが働く「怪獣酒場」を定点観測せよ!!
『フリンジマン』『服なんて、どうでもいいと思ってた。』の青木U平が贈る“怪獣”דグルメ”コメディ、たっぷり17篇収録!
感情タグBEST3
懐かしい…
今の時代は「公園でボールを蹴っちゃだめ。」とか「○○には行っちゃダメ。」など親が子供にかける規制が多くなってきました。しかし、そんな親が子供だった時のことを思い出させる、そんな感じの漫画です。
Posted by ブクログ
こう、上手く言葉に出来ない、ジワジワと遅れて来る面白さがある漫画だ
居酒屋を舞台にしているが、従業員もお客さんも怪獣もしくは星人っつーインパクトがある設定なので、少なくとも、『ワカコ酒』や『お酒は夫婦になってから』のように、お酒を呑む楽しさや、それに合う一品料理の良さを伝える類の漫画じゃない
ホント、読み手を不可思議な感覚へ連れて行く漫画である
怪獣を美少女化して、その学園生活を描いた、『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシーデイズ』と近しい感があるも、コメディ要素はこちらの方が上手かな。まぁ、仲を深めたいのは、どっちかって言えば、そりゃ、見た目が可愛くなっている『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシーデイズ』の怪獣っ娘らの方だが
重版がかけられるのも納得の面白さで、ウルトラマンシリーズのファンは十分に楽しめる。この作品を読んで、懐かしい昭和シリーズを観たくなった人は、私だけじゃないはずだ
この『酩酊! 怪獣酒場』の面白さを支えているのは、誰でもない、唯一の非怪獣キャラ、つまりは人間のうるま寅次郎だろう。もう、名前からして受けを狙ってるのに、個性がまた、怪獣らに負けてない。まともなツッコミかつ解説キャラかと思いきや、案外、攻めている。もし、話を怪獣だけで回してたら、ここまでの深みは生まれなかっただろう。キャラクターのバランスって、ホント、シュールな内容の作品ほど大事なんだな
この怪獣に、こんな一面があったのか、と吃驚させられるトコが実に好い
どの回も面白く、オチのキレが良いが、やはり、マニアックな漫画らしく、掴みがバッチリな、「1杯目 宇宙日本怪獣酒場」を推させていただこう。どのお客さんが好みか、を話し合うなんて、怪獣にも人間臭いトコがあるもんだ
この台詞を引用に選んだのは、漫画によくある事だが、よくよく冷静に考えてみりゃ、中身がスカスカだと気付けるのに、こうも大胆、堂々、ふてぶてしく言われてしまうと、「あ、うん、確かに」と納得させられちゃうモノだったんで。うるまが何気に上がった好感度を、自分で落としてしまうオチも最高だ
メジャーな怪獣たちが登場
ダダなど、おそらく多くの方が知っているであろう怪獣たちが登場します
私のように詳しくなくても、なんとなく「あーそんな能力だった」と思い出しながら読むことができます
今も営業してるかわかりませんが、「怪獣酒場」が実店舗として営業しているようなので、興味出た方は実際に体験してみてもいいかもしれません
Posted by ブクログ
怪獣酒場をモチーフにしたコメディ…だよね(^^;。
怪獣酒場のコンセプトと、もとの怪獣のキャラクターを活かしつつ、
さらにストーリーを…ということで、ビジュアル的にも作劇的にも
いろいろ難しかろうなぁという印象。そしてその通りの作品。
今後の展開が気になるところです。