あらすじ
本書は、研究者として緑内障の原因遺伝子「ミオシリン」を発見し、
医者として、数々の手術をおこなって腕を磨き、
米国で起業して創薬会社をつくり、
さらにそれを日本で上場させた著者が、
自分が目標とする人……つまり、「なりたい人」になるための方法を書いた本です。
「なりたい人」になれるのは、ごく一部の運がいい人だけ……
そんなふうに思っていませんか?
もしあなたがそう思っているのなら、ぜひ本書を読んでみてほしいのです。
なぜなら、それは「思い過ごし」にすぎないからです。
そして「なりたい人」になるためには、
つらい努力をえんえんと続ける必要もありません。
楽しくて、ついついやってしまう。
楽しいからやめられない。
そんな毎日を送るだけで、「なりたい人」になれる41のやり方を
知りたいと思いませんか?
*目次より
●経験したことがないことをやってみる
●人が選ばない道を選ぶ
●まったくのゼロから「新しい何か」をつくる
●努力の力を愚直に信じる
●自分の決断を努力で正解にする
●「いい失敗」をどんどん積み重ねていく
●経験には落とし穴があることを知る
●あえて損をしてみる
●「これこそ!」と思えるものを求め続ける
●ケガをたくさんして強くなる
●過去は忘れ、未来は心配しない
●自分のミスを速やかに正す勇気を持つ
●あきらめが悪い人になる
●苦手だなと思う人に自分から近づく
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
彼の本『極めるひとほどあきっぽい』を以前読んだことがあったので今回も手に取ってみた。最近この手のハウツー本は中身が薄いので遠ざかっていたが、意外に面白くって、がってんがってんうなずく箇所が何度もあった。特に「長距離レースで結果を出すことを優先する」箇所。年齢をある程度経ないと20代だと分からないこの言葉なだけにとても共感。突っ走りすぎてつぶれて死んでしまったり重い病気になって活躍できなくなるようではもったいない。ある程度のめりはりが必要。日本のビジネス書は頑張ることを鼓舞してけっこう疲れる。まあこれも努力を啓蒙しているのだけれども、、、でもこの本は疲れなかった。私は研究者でも起業家でもないものの、彼の生き方に通じる生き方をしていると私は思っている(自分の生き方に納得している)ので、そういう意味では読む必要がなかったのだけれども、同じシアトル在住日本人として刺激を受け、とても共感した。こういう本を読むと20代の友人にこの本良かったから読んでみてーとあげたくなる。