あらすじ
高校最後の学園祭、茶道部は柔道部とタッグを組み、和風コスプレ&キモメン喫茶をすることに!?赤馬、秀、進之介はそれぞれの想いを胸に受験に臨み…迎えた卒業式、赤馬が新たな「暴れ馬伝説」を打ち立てる──!?ハイスクール青春グラフィティ、感動のフィナーレ!!
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Posted by ブクログ
羅川真里茂作品の中では赤僕の次に好きだったいつ天(3位はニューヨーク・ニューヨーク)。長きにわたる休載期間中に人生のステージがいくつも変わって手放してしまったので、今頃、完走。
ラストが羅川作品らしい爽やかさ。
終わり2巻でまさか妹をぶっ込んでくるとは思わなかったけど、新キャラの1年生は和服の似合う芝山も男装の似合う剛田カナエもそれぞれに面白くて、思ったよりよかった。
みんなのショートショートはどこまででも読んでいられるけど、麗子を追いかけ続けた伊藤くんが幸せになれそうでほろりとした。
全巻を振り返ると、やっぱり自分は秀ちゃんが好みだが、赤馬くんは少女漫画にはあまりないタイプのいい男だと思う。進ちゃんも好きなので、やっばりこの3人の友情がいちばん楽しいんだ(山下も意外と好きだけど)。恋愛に関してはくーちゃんの〝ほっぺぷに〟がいちばんズキュンときた。もはや恋愛ではなく、単に好きな絵だけど。あと登場は遅かったけど、御堂も全体的に好き。猪又さんは眼福ではあるものの、不器用が目立ってもやもやのほうが大きかった。
エピソードとしては4巻の修学旅行編の知念&坂上もいいよね。赤馬さんが好きの感じ方を語るところは照れてしまう(「俺の場合は一緒にいると彼女を守ってやんなきゃって思う。俺は男で彼女は女だって強く感じる。その感情は本能だから疑ったりしない」ってやつ)。
それから、途中途中で出てくるみんなの親もみんないいよね!
逆にあんまりハマらなかったのは麗子のエピソード。やっぱり、元カノというのは心情的に応援できないのでしんどい。ただ、麗子と猪又さんと妹の霧子の方向性が微妙に似ているのが(みんなちょっと根暗でひとりで問題を抱えて煮えきらない)、赤馬くんのキャラクターを引き立たせていたのはよかった。
しかし、絵柄は昔のほうが断然好きでねえ…昔の猪又さんは神々しかったなあ。
Posted by ブクログ
よかったぁ。
みんな落ち着くところに落ち着いて、これからも山あり谷ありだろうけど、助けあいながらやっていくんだろうなぁ。
ショートショートでその後がちろっと描かれてるのが、満足度高い。
6巻だったかな?修学旅行回で赤馬さんの恋愛観「男で本能だから云々」はズキューンときた。
赤馬さんはカッコイイのに身近な女性にはヘタレな感じが自分で自覚しているのが余計にかっこ良くて萌える!
血縁のない姉弟の結婚もこれからどうなっていくのかなぁ。法的には難しくても、事実婚でええやないか?なんて不真面目にも思ってしまうけど。
慎之介カップルも可愛らしくてええわぁ~。慎之介がホント素直で男らしくて一番だと思う。ずっと食べてるところも可愛い。和む。
最終巻が出てから、1巻から全部通して読み返したけど面白かったなぁ~。