【感想・ネタバレ】まぐろ土佐船 3のレビュー

あらすじ

▼第1話/機械屋▼第2話/流れ星▼第3話/男の愉み▼第4話/存在▼第5話/鏡▼第6話/望郷の味▼第7話/朋輩▼第8話/漁師味▼最終話/土佐船の男達●主な登場人物/斎條(第58寿栄丸のコック長。ずぶの素人ながらマグロ漁船に乗り込み、今回が2回目の出漁)、浜口(漁師の息子。マグロ船員訓練校を卒業し、今回初めて船に乗る)、山口(第58寿栄丸の漁労長。漁におけるすべての判断と責任を負う)、村岡(第58寿栄丸の甲板長。豪快にして面倒見のよい、根っからの漁師)、青山(第58寿栄丸の機関長。機械を相手にする仕事柄、大きな声を出せる。家族思い)●あらすじ/南アフリカ・ケープタウン沖。第58寿栄丸の航海は長引き、船員たちの疲労は溜まっていた。そんな時、船の機械が故障し、縄が巻き揚げられなくなってしまう。修理に手間取る青山機関長に苛立つ船員たち。だが、乗船間もない橋爪一等機関士の指摘で電気関係の故障と判明。以来船員たちは、青山ではなく橋爪を頼るようになり…(第1話)。●本巻の特徴/海に生きる男達のドラマの結末は…? 青柳裕介氏絶筆のあとを引き継いで完成された、感動の大団円!●その他の登場人物/日和崎(第58寿栄丸の船長。山口漁労長が病気で倒れた後、漁労長代行をつとめる)、鬼島(ベテラン甲板員。口は悪いが男気に溢れている)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マグロが食卓に並ぶには
こんなに大変なドラマがあったんだなあ。
男たちが一攫千金を目指してマグロを追い続ける話。
マグロが釣れないと、男たちは船を下りることは許されない。
船の乗組員には誰一人として必要でない人物などいない。
誰か一人でも欠ければ漁はできない。

主人公はマグロ漁船のコック長。
毎日ずっと休みなく船員20人分の料理を作り続ける。
時には八つ当たりされ、不味いと罵られ、のけ者扱いまでされて……。
それでも料理を作り続けなければならない。
自分には絶対に無理だと思った。

無事に大漁で物語は終わったけれど
船の上でも陸でもいいから、最後に主人公の
振る舞う料理で大宴会みたいな場面を描いてほしかった。

あんなに苦労していた主人公が
ちゃんと報われるシーンがあればよかったかなあと。
でも途中でちゃんと主人公の努力が実ったシーンもたくさんある。

でも、誰が一番頑張ったとかではないもんな。
みんな頑張って大漁で終わったからそれでいいと思う。

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2016年02月07日

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