【感想・ネタバレ】絢爛たる鷺のレビュー

あらすじ

その肉体には個性がある――胡蝶蘭に囲まれた鏡台の手前、そこには素肌にローブを纏った名優の姿があった。『ぼく』は初めて坂東玉三郎の楽屋を訪ねる。多忙な日々を過ごしつつも、迷いの真っただ中にあった作家は、この運命的な出会いを契機に、歌舞岐脚本への挑戦を企てる。そして、復活。迷いの中から、書くことによって抜け出していく足かけ7年間の「私」語り。オリジナル台本「三国伝来玄象譚」を収録。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

獏さんと玉さまの出会いやエピソードがつまった一冊。

舞台の台本も有。
獏さんの言葉や文章に対する拘りや信念を感じる。
そしてやっぱり獏さんの文章は美しい。
声に出して読まれる事を前提にした、台本の台詞はそれはもう素晴しい。思わず読み上げたくなる美しさ。

0
2009年10月13日

「エッセイ・紀行」ランキング