あらすじ
階段の踊り場にも、古びた校舎にも、教会のステンドグラスにも。日常のすぐとなりには、怪しい謎があふれてる。辻村深月、七尾与史、相沢沙呼、田丸雅智、深緑野分の豪華競演で贈るミステリーアンソロジー!
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Posted by ブクログ
二つ目と五つ目がお気に入りだった。
ハッとさせられる展開も
ホラー要素もミステリ要素も
多種多様に揃っていて面白い!
辻村さんのお話は、世にも奇妙な物語でドラマ化もされているようなので,そちらも見てみたいな!
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面白そうなメンバーに惹かれて読みました。
相沢沙呼の「フレンドシップ・シェイパー」がまさかのユリっぽい話で、小学校NGだった。あ、辻村深月のもダメか。怖くて面白かったけど。作中の「モモ」の使い方も良かった。これは世にも奇妙な物語で映像化されたそうです。七尾与史はテンポ良く楽しかったので、他の作品も読みたくなった。田丸雅智はもちろんショートショートで、その分野でダントツに面白い。短編集なのに同文量で3話も載るって、スゴいな。深緑野分は二作目だけど相性悪いかも。
Posted by ブクログ
相沢沙呼さんの話は甘酸っぱい雰囲気が学園ものらしさがあり良かった、七尾与史さんの話はキャラや設定が面白かった。特に良かったのは怪談と絡めて推理されていく展開が面白かった辻村深月さんの話だった。
Posted by ブクログ
相沢沙呼「フレンドシップ・シェイパー」あるあるネタですね!まあ登場人物も少ないしすぐ予想はついたけども、正直百合百合筆ペンプレイが気になってそれどころではなかった。
七尾与史「学園諜報部SIA」これは…ミステリではないですね、情報が後出しすぎるし。チューヤさんはなかなかいいキャラだと思った。
深緑野分「血塗られていない赤文字」多分これが初深緑さん。キャラクターがいいなあ。シリーズ化してるのか、ちょっと読みたい。
田丸雅智「E高生の奇妙な日常」
「自転車に乗って」「E高テニス部の序列」「友人Iの勉強法」の三本。おお、これは…なんだか懐かしい。清く正しいショートショートの香りがする。特に、めちゃくちゃなカリスマ部長がいるテニス部の話は、語り手の信頼ぶりが何とも奇妙に面白い。
辻村深月「踊り場の花子」辻村さんの本は大体読んでると思ってたけど、『ふちなしのかがみ』は読んでいなかった模様。ううんこわい。読みたい。
Posted by ブクログ
果たして軸は謎(ミステリー)なのか不思議(ホラー)なのか。正直、どちらに寄せているのか(あるいは寄せてないのか)はよく分からなかったが、5人の著者によるそれぞれの個性的な物語が楽しめた一冊。個人的には、中でも辻村さんのヒタヒタと忍び寄る恐怖感を味わえる構成と文章はさすがな感じ。普段書いているシリーズからのスピンオフ的なものもあるようで、特に相沢さんの「マツリカシリーズ」や田丸さんの短編は読んでみたい。