あらすじ
古都京都。町屋が立ち並ぶ花屋梅小路の一角に下宿「京極荘」はある。世話人の絹子が作る朝晩の手料理は絶品だ。 現在の住人は、おぼこさが残る女子大生の穂香と、隣部屋に越してきた昂季の二人きり。冷たい瞳で京言葉を話すいけずな昂季は、誰にも言えないみやびな秘密を抱えていた――。 二人きりの同居生活に戸惑う穂香だが、ある朝、昂季が大切にしている古い百人一首の本を開いたことで、二人の関係は一変する。 触れてはいけない一冊の本から始まる不思議の数々。わずか31文字の和歌を紐解けば、百人一首に秘められた“もう一つの想い”が今に蘇る―― 。
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Posted by ブクログ
百人一首の解釈も、いけずな昴季もいけずな理由もよかったけど、まず穂香のうかつな不法侵入気になってずっとモヤモヤした。
昴季の心情を知ったあとに読み返すと、なんで覚えてねーんだっていうイライラが伝わってきてニヤニヤする
Posted by ブクログ
★★★☆☆
古都の百人一首には、みやびな謎が宿るという。いけずな京男とわずか31文字の和歌に隠された”もう一つの想い”を紐解く・・・
なぜ猫・・・?と、若干設定に違和感があるも、読みやすくて百人一首の勉強にもなる。
なんとなく先の展開も読めてしまって、王道なストーリー展開だが、これから穂香ちゃんと昴季くんの関係が深まればいいな~
Posted by ブクログ
わたしの好物百人一首
最終的には面白かったけど…
いけずな京男子っていったって
ちょっといじわるすぎる…
周りに冷たいけど自分にだけデレるはいいけど
周りにはやさしいのに自分には冷たい(つまり本年を見せている)ってうれしいかな…
やさしくなくてもいいけど意地悪なのはいやかな(笑)
逃げたうた猫がとりついた人を探して解決する(うたいてが共感している人をスッキリさせると猫が戻る)ってのはけっこうハードルが高い
しかも100(周辺に思いがかぶってる人がそんなにいるのか?)
でもいいかんじに1巻で終わってる(笑)
いじわるの理由やふたりの関係があきらかになって最後まで読むといいかんじ
京都でこの下宿(ごはん美味しそう)で生活したくなる
男の子(名前が覚えられない)に萌えられるかどうかがポイントな気がする
ニートっぽいのは女の子の家賃や遺産があるのかな
学校行けよと思った(笑)
百人一首の解釈は面白かった
覚えたいなぁ(毎年言ってる)