あらすじ
時は元禄、徳川の世。病気がちな母親のための薬を求めて上京してきた釣り好きの青年・亀は、麒麟と名乗る謎の侍より、いきなり法で裁けぬ悪を懲らしめる《四神》というお役目に抜擢された。 同じように集められたのは読売(新聞屋)でよく喋る少女・すゞめに、元相撲取りで現飯屋の偉丈夫・虎正。そして沈着冷静な若浪人・竜之介。彼らは麒麟の思惑に困惑しつつ、時にケンカし、時に支えあいながら、一見平穏に見える江戸の町の暗部に迫っていく。果たして若い四人は、目の前に立ちふさがる悪を倒すことが出来るか!? 新世紀の娯楽時代小説登場!
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Posted by ブクログ
青龍・白虎・朱雀・玄武
これら四神がそろうとき
世にはびこる悪は倒され
盤石なる平和が築かれる…
あらすじをよく読まなかったせいだけども
もっとファンタジーなものを想像していたw
それこそ本当に四神の力に似たものを授かり
悪鬼悪霊と戦っていく話かと——!
そっちの期待した話ではなかったけど、
これはこれで面白かった
江戸にはびこる、人間的な悪を
頭である麒麟の命のままに倒していくという流れ
2話入っていて、各々しっかりした話だったけど
一巻目はせめて3話くらい入れて、
もう少し麒麟の命で動いている感を出しても良かったなぁと思う
でないと、こんな結成したてでそうなる!?という
違和感がつきまとってくるような
そもそも何故あそこまで麒麟に怯えるのか
語られていない脅しとかがあったんだろうか
あったんだろう
2話目なんて、何故か麒麟は四神で動いた〜みたいな話をしているけど
それこそただの私怨100%で
たまたま4人の共通の知人が遭った悲劇だったから
4人が動いただけだったわけで
私怨で、てのがいけないってことかな?
までも亀さんいいとこ持ってって
楽しい展開になりそう
語り口とか、人物なんかは好きなので
今後にも期待
Posted by ブクログ
痛快な時代劇アクションを期待しましたが、正直期待外れでした。
主人公たちが状況もわからずに巻き込まれてる感じを出したいんだと思いますが、どうにも右往左往するばかりで痛快さがまったくない。それでいて事件そのものはそれほど深くないので、先が読めてしまう。
構成もいまいち。後半の導入の辻斬りのシーンがまったく伏線として生きてないし。
こういうチーム誕生話はもう少しシリーズが軌道に乗ってからにして、最初はある程度完成されたチームとして書いたほうがよかったんじゃないでしょうか。