あらすじ
鯨が空を飛んでいるちょっと不思議なこの町で今日も真琴は元気です。部活も三年生は引退で大好きだった剣道もしばらくお休み。あまり実感のわかない受験も憂鬱だけど、気にしない気にしない!お節介でまっすぐな彼女は何にでも首を突っ込みます。クラスメイトの洋助はそんな彼女に対して冷やかです。「クールでかっこいいってみんな言うけど、ただ冷たいだけなんじゃないの(真琴評)」と言われていた洋助も、いつのまにか彼女のペースに引き込まれ…。また二人で厄介事を引き受けてしまうのです。ちょっとノスタルジックな普通の少女と少年の物語。
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Posted by ブクログ
お兄さんが好き。
一度観光で行きたいと思った。
あとがきに書いてある番外編は、続編ではなく夏休み後の出来事。
ヒロイン友人と男子がお付き合いする過程を描く。
Posted by ブクログ
鯨かジンベエザメが空を飛ぶなら最高の動物なのに・・・とか思っていたのですが、このお話は本当に鯨が空を飛んでいます。
イラストも綺麗だし、爽やかな物語だったと思います。
Posted by ブクログ
青春…だぁ。
後書きにもあるとおり、『鯨が空を飛ぶ町』と言うキーワードから連想される最も単純で順当な物語。物語に複雑な点は無く、ちょっと不思議なことは不思議なままにしている。いわゆる宮崎駿の『耳を済ませば』や新海誠の作品に通じるものがある。おそらくイラストも影響しているのかもしれない。