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Posted by ブクログ
5才の誕生日に父からもらったもの。当時は難しくて読もうともせず。初めて読んだのは10才の時。このときもよく分からず。うわばみに飲まれる象の挿絵を怖いと思っていた。その後、高校生の時に再読。この時は当時のわたしのバイブルに。20代半ばで読んだときには涙が出た。
Posted by ブクログ
(ネタバレあり)言わずと知れた、児童文学の皮を被った哲学書です。とにかく考えさせられる台詞が多いのが特徴と思います。
王子さまの目は非常にプリミティブであり、純粋であり、子どもっぽさがあります。だからこそ見えるものもあるのではないでしょうか。
「かんじんなことは、目に見えないんだよ」
作中の言葉を引用すれば、この一文(一言?)だけでも読むに値すると思います。
ただ、感情移入をする小説ではないため、そういう読み方をすると苦労すると思いますし、またたくさんの訳者さんがいるため、合う訳合わない訳があると思います。
全体を踏まえたうえで、星5をつけたいと思います。よかった。
Posted by ブクログ
子どもからしたら大人って難しい言葉を並べるし意味もなさそうなことでふんぞり返ってるから不思議で面白くて変な生き物。大人からしたら子どもは可愛いけど何するか分からない、何を見て何を考えて何を訴えているのか分からないから不思議で面白くて変な生き物。でもそのかわり、子どもと大人の切り替えっていつの間にかなってるから、大人は子どもの時の素朴な疑問を忘れているから子どもの些細な疑問、子どもにとっては大事なことでも「そんなことより…」って言えちゃう。
王子さまと“僕”の会話は「大人たち」と「大人になりたい」って思ってる人達に本当に大切なことを教えてくれてる。