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Posted by ブクログ
日経Linuxの連載をまとめた1冊。一つ一つのテーマが技術的にかなり深いところまで書かれていて、大変勉強になる。
Rubyだけではなく、UNIX関係の知識やGo言語、並列プログラミングや関数型プログラミングなど、扱うテーマは多岐にわたる。RubyのMatzではなく、言語オタクとして、また日本のIT業界を広い視点で見つめる技術者が書いた一冊として、本書は必読だと思う。
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やっぱり言語オタクの語る言語論は面白い!
とにかく色々使ってみたくなる。
本の形態としては、雑誌のコーナーの原稿を集めたもので、色んなテーマにまたがって話をしている。
たくさん面白い話があったけど、一番好きだったのは「エクストリーム未来予測」の話かな。
概念的な話だけでなく、すぐに使えるテクニック・ツール的な話も満載。おすすめ。
Posted by ブクログ
rubyの生みの親である、まつもとゆきひろによるプログラミング言語の将来についての本です。
キーワードとしてはビッグデータ、マルチコア、クラウドで、これらに必要な技術を基本的なところから説明し、さらに具体的に注目される言語を紹介しています。
今後のトレンドがよく分かり、勉強にもなる良い本でした。
Posted by ブクログ
Ruby作者まつもと氏によるプログラミング言語のトレンドウォッチという内容。とは言っても、そこはまつもと氏による視点が入るわけで、そこら辺の学習系WEBサイトのニュース記事とは一線を画しているわけです。
ここで無いように踏み込みたいところですが、ただ、あんまり書くとネタばれするので内容には触れずに。
ある程度季節商品的な色彩もあるので、興味のある方はお早めにお読みになった方が良いでしょう。
Posted by ブクログ
マルチコアをどう活用するか、情報爆発にどう対処するかを核に、様々な技術について、歴史的観点や未来展望を交えながら幅広く扱っていて、とても面白かった。
Posted by ブクログ
前半のメモリ管理やメタプログラミング、クロージャ等の要素をテーマにしたプログラミングに関する深い解説が大変興味深かった。言語ごとの特徴や思想の違いを感じることにより、プログラミングの全体像、自分の得意とする分野の位置づけを、より理解する助けになる。
後半はCやネットワークプログラミングの要素が比較的多く出てきてなかなか馴染み難くはあったが、時流にのったトピックをうまくMatz風に料理しているなあと感じた。
やっぱり一流は視野が広い。
Posted by ブクログ
まつもとゆきひろ著『コードの未来』
速読しました。
「学生時代の得意科目は国語と英語でした。ちなみに一番の苦手科目は数学でした。」(まえがきより)
→やっぱり言語はお好きなんですね。
p.332
「私はソフトウェア開発で学んだ効率化の応用として、以下のような手法を編み出しました。・仕事を減らす・後回し・たらい回し」
→周りからナマケモノに見られない程度にこれらを実践できると良いですね。
p.335
「プログラミングの世界でも「仕事を減らす」「後回し」「たらい回し」は重要です。特に「後回し」と「たらい回し」はあまり知られていませんが、今後ますます重要になるプログラミングテクニックです。」
→あまり知られていないそうですので、書いておきます。
「東京嫌い、温泉好き」(著者紹介より)
→思っていてもなかなか「東京嫌い」とは公言できませんね、私は。