【感想・ネタバレ】田中慎弥の掌劇場のレビュー

あらすじ

自殺と断定された妻を、自分が殺害したと主張する男。夫の浮気相手たちを殺す計画を立てる貞淑な妻。育児疲れの女に若い頃の自分を重ねる老婆。会社帰りに立ち寄ったバーで悪魔と隣合わせになった男。愚かで愛らしいその人々は、あなたのすぐ近くに存在するかもしれない――。何気ない日常生活が些細なことで歪みはじめる瞬間を、ブラックユーモアたっぷりに切り取った38編の掌編小説集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「扉の向こう側の革命」は秀逸。こうなってほしくはないけれど、それで腐りきった政府が一層されるのなら、それもいいと思わせてしまうところが怖い作家だよねぇ。

0
2017年03月08日

Posted by ブクログ

2008年10月4日~2012年1月23日まで毎日新聞西部本社版に連載された37編+文庫のみ文芸誌「すばる」2014年1月号掲載の1編を収録した掌編小説集。居眠りしたときに見る短い悪夢のような話が続いてどれも面白い。内容的にも長すぎないから良いものばかりと感じた。

0
2024年03月09日

「小説」ランキング