あらすじ
2011年3~6月の放射性セシウム総量は新宿が盛岡の6倍!東京都民の体内で恐るべきことが進行中。なぜ本当の事実が次々闇に葬り去られるのか?巨大な富を独占した地下人脈!日本の原発からどう原爆材料が流れ出ているか。世界初!ロスチャイルド財閥の系図を突き止めた著者が、知られざる東京と日本の運命を描く大作!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いつもながらの情報量だ
歴史的な裏打ちも深く取材の幅も広い
何よりも食べる飲む吸うの内部被曝が問題なのだ
食品中のセシウム137が出す放射線のエネルギーは
体内の分子を結合している力の十万倍もある
プルトニウムならば百万倍だ
医療用X線よりも10倍も100倍も大きいから
分子を粉々に壊してしまうと言う
又日本で言う国連は戦勝国の集まりである
今でも米ソ英仏中だけが拒否権を持っている
国連は危機を煽るのが好きであり核兵器に異常な執着を持っている
ユニセフも「餓鬼児童の救済」キャンペーンを大々的にTVで展開しているが
こんな偽善の前に餓鬼を生み出す兵器と戦争ビジネスを取り締まれとも言う
しかし自分の首を絞める事になる
独占した原発や原爆ビジネスを取り締まることなどできないだろう~
Posted by ブクログ
ネバダ核実験地近くの町、ロケのハリウッド映画人に多量のがん死。フクシマ、東京ではそれ以上の数値。安全基準値の嘘。事実の隠ぺい。世界的な原爆産業、巨大財閥の巨大な富による地下人脈がある。
メインの記述は東京ではなく、核と世界。人類にとっての核、どうなっていくのだろうか。
Posted by ブクログ
福島第一原発事故の調査に結論がでないまま(いくつかの調査委員会の報告はあるが、どれが正しいという結論はでていないという意味で)、国の富が流出するとかいう、国民、国土の安全安心には無関心な理由(それも、原油安でひっくり返るような)から、玄海原発1、2号機、そしてMOX燃料を使用する高浜原発3号機が再稼働した。
最初の原爆開発競争から、原爆、原発がどのような経緯をたどったかという歴史的事実の検証。
核実験、スリーマイル島の事故、チェルノブイリの事故により、どのような被害が起こったかという分析。
さらに、それら事故で流出した放射性物質の量と、それがもたらした健康被害の関連性の評価を行い、その上で、福島原発事故によって、わが国のどのエリアに放射性物質がどのくらい流れて、それがそのような被害をもたらすと考えられるかという分析に基づく告発。
本書が告発していることが本当かどうかは、あと数年たてばはっきりすることだと思う。
いまのその兆候が無いわけではない。
さまざまな、しかし時として放射脳と揶揄されるような方々からの報告がいろいろなところで散見される。
これらが、本当に放射脳なのか、隠蔽された事実なのかは、すぐに明らかになっていくことだと思う。
また、本書は、それらの原子力開発が、誰によって手動され、だれに利益をもたらしてきたか、そして、国連とか、安全利用とか、核拡散防止とかの隠れ蓑の下で、どのように利益を守る構造になっているかを暴き出す。
さらに、その利益共同体が、わが国でどのような形をとり、誰がそこで何を言い、何を行ってきたかを明らかにしている。
すでに多くの原発に関する執筆している著者が、原発を停め、廃止することの必要性を訴えるために本書をまとめた。
本書にかかれていることが事実かどうか疑念を持つのであれば、過去の著作の裏付けを行い、歴史を調べればよいこと。しかし、そんなことをしなくても、本書にかかれている地獄のふたの開く日は近いと思われる。