【感想・ネタバレ】映画字幕五十年のレビュー

あらすじ

1931年初冬、ニューヨーク。42丁目ではアステアが踊り、裏街ではマフィアが暗躍するこの街に、清水俊二はひとり降り立った。それは日本語スーパー字幕史の本格的な幕開けだった。「七年目の浮気」「ライムライト」「真昼の決闘」など、以来手がけた作品は千数百本!飽くなき好奇心のおもむくままに多彩な経歴を歩んできたスーパー字幕の第一人者がその波瀾に満ちた50年を振り返る。字幕草創期の秘話、谷崎潤一郎との一夕、熱愛する宝塚、と次々繰り出される話題に興味は尽きない。’85年度日本エッセイスト・クラブ賞受賞!

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Posted by ブクログ

映画がトーキーになり、字幕をつけなくちゃ…となったころから日本語字幕を作ってきた方の自伝的エッセイです。

戦前のインテリの方というのは、とにかくすごいと思わざるをえません。

銀座とか築地とか、なぜ広告代理店やら映画会社が集まってるのかすら、納得できてしまいます。

銀座ってすごい街、とか旧制中学とかナンバースクール出てる人のすごさを改めて感じました。

この本にもありましたが、将来私も「翻訳家」ではなく「翻訳者」という肩書を使ってみたいものだと思いました。

この本に登場する人たちの名前、羅列するだけで、昭和の一時代が切り取れそうなくらい、有名人がたくさんいます。

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2009年10月21日

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