あらすじ
大恋愛で結婚した両親は愛情がなくなって離婚した――自分はそんな過ちをおかすまいと、同棲相手と別れ、お見合いを始めた美由紀(28歳)。
だが思うような相手に出会えず、その悩みを読書カフェのノートに綴っていた。そこに辛辣な返事を書いていた中年男・高橋と出会った美由紀は、次第に高橋に依存していく。元彼への思い、お見合い相手との進展、そして衝撃の真実。美由紀が最後に選んだ相手は…!? 「娚の一生」「姉の結婚」の西炯子が贈る、大人の愛と人生の物語、感動の完結巻!
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Posted by ブクログ
年上男性とのアレがソレかと思ったら全然。1巻読んでうーーーんって感じだったけど2巻でそれを軽く吹っ飛ばす素晴らしい展開だった…外で読むんじゃなかったぜ…
Posted by ブクログ
前巻に引き続き、完結編の2巻です。
OLの美由紀には売れない劇団員の恋人がいるものの、母子家庭の苦労からお見合いで結婚相手を探し始めます。
そんな時、たまたま立ち寄った読書カフェで出会った年配の男・高橋と距離が縮まって行きます。
西さんは前作から親子のお話を描かれていて、読みながら親が子に与えてしまう影響に胸が苦しくなりました。
お見合いを重ねるものの、相手を好きになろうとしていつもつまずいてしまう美由紀。
理屈で恋愛はできない。でも好きな人との生活には不安ばかり。
誰かを好きになるって、やっぱりどこか麻痺してる状態なのかもしれないですね。
西さんの漫画は心理描写が丁寧で、漫画というより短編小説を読んでいるような気持ちになります。
リアルなアラサー女性像や、美味しそうなお弁当も見どころです。
Posted by ブクログ
やっぱ高橋さんが美由紀の父親だった!1巻読んだ時の感想で書いたけど想像通り。
でも美由紀が条件じゃなくて本当に好きな人と結婚しようって気づけたのはよかった。
打算だけで結婚してもすぐ破綻してしまうと思うしね。
Posted by ブクログ
先入観って恐ろしい。作者のflowersでの今までの作品からの先入観で読んでいたのを裏切られました。まあ、こちらが勝手に思い込んでただけなので、良い意味でいつもの西炯子作品です。
Posted by ブクログ
意外や、2冊目にして最終巻。そして意外な結末。
1巻の、美由紀と高橋さんのキャラクター、そして結びつきに感じる
「?」なことがするするとまとまっていく展開にうっすら涙し、
ページをめくる手が止まりませんでした。皆に幸あれ。
カツカレー…食べたくなったな。
Posted by ブクログ
【完結】
おじさんとの恋愛モノが多い西作品にしては意外な結末!
さっぱり読みやすい終わりだったけど、最後彼を選ぶのか〜〜。彼が特別なようには見えなかったんだけど…?誰も選ばず、もうしばらく1人でいるっていうのも、婚活女性を勇気付けるラストになったんじゃないかなと思っちゃいますが。まだ28だし…
まあまあの習作
いろいろとご都合主義で、読んだらシラケてしまうかも知れません。
こんな風になったらいいなーと、主人公側からは思えますが。
まあ、そうはならないだろうなと。
つまりは、脇役が「生きてる」ようには見えないのです。
1巻目を読んだときは、わくわくと次の巻を手にしただけに残念です。