あらすじ
何世代にもわたり、宿命に翻弄されつづけたペレイユ家。だが十四世紀初頭となった今、いわくあるその血も薄れ、夢を追うことより、現実を生きることこそがむずかしい。唯一の肉親であった兄を謎の男に殺されたジュヌヴィエーヴは、復讐を誓って、故郷の地モンサルヴァを離れた―祖父から贈られたリュートだけを道連れに。ペレイユ一族の死を願う者がいるとすれば、それはパリにいる国王をおいてほかにない。手をくだしたあの黄金色の髪の暗殺者も、きっとパリにいる。
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Posted by ブクログ
シリーズ未読。
テンプル騎士団の団員であり暗殺者でもあるヒーローに兄を殺され、復讐を誓いパリまでやってきたヒロイン。
ヒロインは良く言えば素直で実直、悪く言えばヒステリー。
「何様だと思ってるの!?」のセリフを何度見たことか笑
プンプン怒ってて可愛げのないヒロインですが、ヒーローに素直に愛してるの言葉を伝えるところがよかった。
ヒーローは騎士修道会らしくチェリーです。
ヒロインに誘惑されアタフタする姿が微笑ましい。
ハーレクインなので最後は二人幸せに暮らしましたとさ、で終わりますが王様の件はいいのかな?と伏線放ったらかしなところが気になりました。