あらすじ
空き家だらけのまちを元気に!
これからの時代の「新しいまちづくり」実践の記録。
「ほしい暮らしは自分でつくる」を合言葉に著者が続けてきた、新しいまちづくりの方法。
これまでの20世紀型発想によるまちや建築ではなく、これからの日本に必要なまちと建物の使い方、そこでの働き方や暮らし方、お金のもらい方、それらを生み出す方法。
それが、「リノベーションまちづくり」です。
本書は、著者が故郷の北九州・小倉と、現在の住まいであり、東京23区内で唯一の「消滅可能性都市」とされる豊島区・雑司ヶ谷を往復しながら、仲間や市民、自治体を巻き込んで実践してきたまちづくりの記録です。
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Posted by ブクログ
これは面白かった。
なんといっても自分の実践が書いてあって良い。
北九州市での取り組みは、もっと掘り下げて勉強したい。実際、どれくらいうまくいっているのか。アーケードを撤去したのち、ただの道路にしないため、道路と公園の兼用工作物にした話など興味深い。
いまだに、私のまちではスクラップ・アンド・ビルドのまちづくりを指向しており、リノベーションまちづくりへの関心は薄いが、間違いなく本流になると思う。
若い連中巻き込んで、勉強会を始めるか。