あらすじ
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人の話をきく方法を学び、きき上手になるためのポイントを事例とイラストでやさしく解説した入門書です。心理相談センターや職員カウンセリングなどで「人の話を聴く」ことを専門としている臨床心理士の著者が、家族ときちんと話せていない、友人の話をどうきけばいいかわからない、仕事でうまくコミュニケーションできない、患者・利用者・生徒の話をうまく聞けないなどの悩みを持つ人に傾聴のワザを解説します。傾聴するための心構え、トレーニング方法、日常の会話例から学ぶ用法、相手との関係に合わせた聴き方のアレンジ法、聴く側の悩みと解決のヒントが満載です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
臨床心理士が書いた一般人向けの傾聴の本。
マイクロカウンセリングを元に、傾聴の心構えとテクニックを紹介した後、ありそうなケースに「聴くための準備(場所・環境)」「かかわり行動」「質問技法」「明確化」「感情の反映」「要約」の各技法を整理しながら、ありがちな失敗の聴き方と上手な聴き方が、言葉に現れていない感情も含めた解説付きで説明される。
会話に具体性と十分な長さがあり、解説もとても丁寧・的確で参考になる。
シーン・立場別の聴き方や聴き手の悩みへの対応まで含まれており、傾聴の難しさと大切さが伝わってくる。
相手の感情に飲み込まれないこと、自分の興味を満たすためのかかわりではないこと、相手への効果をきたいしないことなどを再確認させられた。
11-13
Posted by ブクログ
傾聴について基本的な技法から服装や環境の整え方、失敗しがちなケース、傾聴をする時の関係性(上司と部下、夫婦、友達など)、傾聴をしていると陥りやすい悩みまで一冊で幅広い範囲を解説してくれていると思う。
実際に会話の台詞の中にこれはオープンクエスチョン、これはボディランゲージ等の説明があるのも良かった。
Posted by ブクログ
臨床心理士の書いた傾聴の本。傾聴の心構え、方法論、ケーススタディで構成されていてとても実践的。傾聴の練習をする中でつまづいた時に「こういうときはこうすればよいのか」とのヒントがたくさん。傾聴のスキルをワンランク上げたいときにお勧め。
Posted by ブクログ
分かりやすく説明してあるのに奥が深い本。面白かった。
・相手が欲しいのは聴き手の安定感
・風景全体を見る、見たまま描く
・聴いていても空しくなる瞬間を乗り越える
Posted by ブクログ
傾聴ってこういうことなんだな、と分かる初心者のための本だと思います。
傾聴しよう!って場面にはなかなか遭遇しないと思うけど、ちょっと友人の話をきくときとか、生活の中で今日からでも実践できるようなものばかりでした。
人の話をうまくきけない、きき上手になりたい!という人にもぴったりな本だと思います。
Posted by ブクログ
心理学をすでに勉強している人には物足りないないようですが、具体的な例がかなり良かったです。
こういう時にこう言ってしまいがち、でもこう言えばいいのですよというのが様々な状況を例に書かれています。オススメです。