【感想・ネタバレ】戦後70年 特別コミカライズシリーズ 3 夏の花のレビュー

あらすじ

人類史上初の原子爆弾が投下され、焼け野原となった広島の街。自らも被爆した詩人・原民喜は、これを書き残さねばならないと決意する――。

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Posted by ブクログ

〈コミック版〉

詩人・原民喜が、広島の生家で被爆した経験を綴った書のコミック版。
「壊滅の序曲」
「夏の花」
「廃墟から」

戦時中の人の心がピリピリしている様子が伝わってくる。
どうしようもない憤りは、どこへどう逃したらいいのかわからない様子。
広島に原爆が投下され、焼け野原になった街から聞こえてくるのは断末魔の呻き声。
ギラギラの炎天下に見るのは…人間的なものは抹殺され、機械的なものに置き換えられている。
カタカナで書き殴る方がふさわしいと書き残している詩は、痛々しい。


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2024年08月16日

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