【感想・ネタバレ】P+D BOOKS マルジナリアのレビュー

あらすじ

欄外の余白(マルジナリア)鏤刻の小宇宙。

強靭な思考力と該博の知識による、マルジナリア(欄外の余白に嵌め込まれた書き込み)の絢爛たる鏤刻の小宇宙・―エドガー・ポーのひそみにならい書き継がれた多彩な断章の集積が、いま異色の読書ノートとして顕現する卓抜なエッセイ集。

著者晩年の雑文集にて、映画「E・T」への考察、作家・石川淳への言及等、多彩な「マリジナリア」が、読書録として纏められている。

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Posted by ブクログ

昭和56-58年にかけて新聞や雑誌などに発表された文章を収録したもので、昭和58年出版された書籍の復刊。「マルジナリア」とは書物の欄外への書き込み、傍注のことらしい。エドガー・ポーは余白の多い本を買って、余白に読みながら思い付いたことを書き込むのを楽しみにしたとのこと。そのひそみに倣い、短めの文章を思いつくままに書き留めた「マルジナリア」を中心としたエッセイ集。

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2018年03月21日

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