【感想・ネタバレ】ゆがみちゃん 毒家族からの脱出コミックエッセイのレビュー

あらすじ

毒父、毒母、毒祖母が支配する家から脱出し、自分の生きる場所を獲得していく「ゆがみちゃん」の、勇敢な戦いを描く! 「家」や「家族」に苦しむすべての人に自由をおくるコミックエッセイ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者が毒家族との生活を脱出し、新しい生き方を見つけるという筋立てのエッセイ。
毒家族と銘打っているとおり、著者の家族は母だけでなくみんな変。
叔母夫婦が普通の人だったことが著者が早くから家族の異常さに気づく役割を果たしていることがよく分かる。同時に「普通ゆえに分かり合えない」というのもありありと描かれていて、読んでいて切ない。
全体的なタッチは啓蒙というよりナラティヴな印象で、心理描写の比喩がやや独特。
救いのあるハッピーエンド風にまとまっていてそれはそれで読み物としてはよいのだが、父母に対しては「あの人達も大変だったんだ」式のファンタジーを読み込んでいて、それ言っちゃったら毒親概念必要なくない?という気がしなくもない。

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2017年10月21日

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