あらすじ
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「中学・高校で6年間も英語を勉強したのに、どうして“実際の場面”で役立てることが、ちっともできないの?」それは中学・高校の授業では多くの文法事項を学びますが、その半分くらいは英語を読むための知識、あるいは大学入試対策の知識だといってもいいからです。「アウトプットする力――自分で英語を使えるようになる」という目的を設定すれば、学習すべき内容はかなり絞り込めるのです。本書は、わかりにくい文法用語や会話フレーズの丸暗記ではなく、学校英語をもとに実用的でない要素はバッサリと落とし、コミュニケーションの道具としての「使える英語」を最速でマスターするための一冊。“小池先生とナオミちゃん”の個人講義形式で、大人の英語の実用的な学び直しから、英語の基礎でつまずいてしまった悩める学生の成績アップまで、わずか10時間で効果が上がる決定版。こんな“効率のいい授業”で自分も教わりたかった!
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Posted by ブクログ
英語でコミュニケーションできるようになることが目的のようなのですが「なるほど」と理解はできるものの使えない自分がもどかしいです。やっぱり、英語は文法の知識と、口から出す練習の両輪が大切みたいですね。
習得したとは言えませんが、最後まで読んだ「読んだ本に追加」しました。『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』に書かれているように、蛍光ペンや赤ペンを駆使して、線を引きました。つぶやきにも書きましたけど、この本の魅力は準動詞の説明だと思います。その延長で、関係代名詞も「形容詞節だったのか」と上から見ることができるようになりました。内容に真新しいことはないけれども、ちょっとした工夫で普通の参考書よりも理解を深めることができました。英語を学びなおさなければならない私のようなオジサンにオススメします。
この本ではないのですけれども『大岩のいちばんはじめの英文法』という参考書の「はじめに」に「家などの建物は、基礎の工事に少しでも落ち度があれば、どんなに頑張っても『欠陥住宅』になっちゃうよね。英語も同じで、基礎は99%の理解じゃダメで100%理解して初めて使えるものなんだ」という記述があるのですが、一つの参考書をやり遂げると、本当にそうだなと実感します。今まで少しずつ勉強してきたつもりなのに、全く進歩が感じられなかったのは、基礎工事を疎かにして速く屋根をのせようとしすぎていたからだと思いました。