あらすじ
「良い人なのだけど何か損している」「IQは高いのにEQは低い」……なぜか???
“人の気持ちがわからないから”という場合が少なくないのではないでしょうか。
「察する」文化が根強い日本では、仕事や人間関係のストレスが人の気持ちをわかる人かどうかに、大きく左右されてしまいます。
しかし、コーチング・心理学に裏付けられた本書のメソッドを使えば、誰でも、いつからでも、その技術を身に付けることができます。
日刊ゲンダイ・日経の記事でも高い人気を誇り、注目を集めているプロ・コーチの初の著書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
再読です。
自分自身を知るためのコミュニケーション
相手とのコミュニケーション
両方に役立ちそうなエクササイズが
沢山紹介されています。
ぜひ、試してみたいと思いました。
Posted by ブクログ
人の価値観にはそれなりの理由があり、優劣はないという一見当たり前のことを筆者が実際の経験から語っているため、自分のケースに置き換えやすい。
また人の気持ちがわかる人になるための具体的な思考やそれを得るための行動が紹介されている。
個人的に好きなのは「どっちに転んでもラッキー戦術」と「3割5倍のルール」(完成度3割の計画を持ち、通常の5倍実践する)。
後者の例として本書では、再婚を目指すクライアントが紹介される。彼は理想的かつ現実的なパートナー像を仮定しつつ、年間数十人と会いながらパートナー像の模索、修正を繰り返し、1年足らずで結婚を果たした。
サクッと読め、日々の人間関係の改善に向けて、自分の生活に著者のアドバイスを取り入れたくなるような本。
Posted by ブクログ
【概要】
アドラー流の感情整理術
アドラーっぽさはそこまで出てないが、読みやすい。
「複数の視点」というキーワードで話が展開されるため、偏った考えではなく腑に落ちてくる。
嫌われる勇気を数回読んだ後に読めば、ここの項目についてのまとまった形で記載がされてある。
入門書とある通り、平易な言葉でアドラーの考えが記載されているため、ぱらっと読んでも十分効果はある。
【評価】
75点
【共有したい内容】
・「自分視点、相手視点、俯瞰視点」
・「相手の立場に立つとは相手の感情を疑似体験すること」
・「相手のBeforeとAfterの感情を想像する」
【悪いところ】
30%くらいは著者特有のエピソードであまり参考にならない。
よく聞くような話も多く、コーチングに寄ってしまっているのも著者の職業から仕方ないが、経営者にとっては経営側の視点といったところは自分で保管する必要がある。
やりたいことを探すという章は当たり前すぎて、全然気づきがない。
【どういう時に役に立つか】
自分視点や今の視点にはまってしまっている時
誰かと誰かがぶつかったときのアフターフォロー
【ターゲット】
入社1.5年目以降
マネジメント層
クライアント参考用
【自由記述】
エピソードとしてなるほど。と思えるものと、全く思えないものの差が大きいが、個人差だろうと許容できるレベル。
そのため、簡単に読めて視点をずらすことの重要性に気づけるの、読むタイミングが適切であれば参考になる。
未来の自分からのアドバイスや、視点を変えることは常々言っていることなので、この本に書いてあるような説明をすればより、わかりやすく伝わるんだろうと参考にはなる。
【合わせて読みたい】
嫌われる勇気
Posted by ブクログ
人の気持ちがわかる人になれたらすごいですよね。
そのまんまな購入動機ですが、半ば衝動買いしました。
「人づきあい」は才能ではなくスキルである。
エグゼクティブ・コーチとして第一線で働く著者が、自身の経験やクライアントの事例から得た感情の整理術を紹介。
身の回りの人との関わり方だけでなく、自分自身の生き方を大切にするためのエッセンスを凝縮した一冊。
書籍の形態をとっていますが、柔らかい文体と平易な内容のおかげで、目の前に著者がいて直接相談をしているような感覚に浸れます。
著者の語る自身の経験や仕事観が現在の自分に近いところがあり、共感した上で反省する箇所が多かったですね。
紹介されているエッセンスを実践するにあたり、簡単なエクササイズも挙げられています。
「挑戦してみようかな」と思える重すぎないエクササイズばかりなので、ひとつふたつやってみることにします。
買ってすぐどうこうという本ではないですが、本棚のいつでも取り出せる箇所に置きたい一冊でした。
Posted by ブクログ
サラッと読めた。
頷ける内容。エクササイズを試してみよう。
後半は仕事に関しての話が多く、状況の違う私には変換して実践することが必要だと思った。