あらすじ
会社に行きたくない、憂鬱な日の駅のホーム。派遣社員3ヵ月目の白石瑞樹は、鳩が気になって線路を覗き込もうとしたところを、突然誰かに手を引かれた――。その相手は、ある夜酔って迷惑をかけてしまった駅員・長谷で、白石を自殺未遂だと勘違いしてのことだったと知る。それ以来、ネガティブになる度にやさしく頭を撫でてくれる長谷にドギマギする白石だったが、なぜか急に長谷から距離を置かれてしまって…。日々を乗り越えるために、あの人の温もりを求める。著者渾身のデビューコミックス、あたたかい愛を詰め込んで、一冊に。
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しっとりほのぼの...
駅員さんとのお話は読み進めるうちに少しずつドキドキし始めてたのですが、大きな盛り上がりはなく静かに流れて静かに終わっていき、物足りない感じです。
エロのシーンが無かったのは良かったのですが、もっと二人の感情の変化とかお互い意識し始める空気感とか、離れてしまうとわかった時の心の有り様とかいろいろもっと読みたかったです。
登場人物の絵もシンプルで、背景もなんだか全体的に白く、目に入ってくる情報が少な過ぎて、あっという間に読み終わってしまいました。
2つのお話の内容的にはどちらも優しさを感じられる素敵な作品だったので、このストーリーでそれぞれ単行本1冊ずつくらいが良かったなーと思いました。