【感想・ネタバレ】妖怪センセの京怪図巻 祇園祭にあわいは騒ぎのレビュー

あらすじ

妖怪絵を得意とする絵師、安心院多聞。その絵はまるで生きているようだと評されるが、それもそのはず。彼が使う筆には秘密があって――。いまも生まれる“妖怪(あわいもの)”。その一瞬の邂逅を、絵筆で切り取る。

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Posted by ブクログ

大きな盛り上がりはないけれど、雰囲気があって良かった!
主人公とヒロインのちょっと複雑な関係も好みだったし、
衣笠さんがいい味出してる。
こういうレーベルでよく出ている、
主人公がトラブルを解決する連作短編集は、
「よくある話」が多くて退屈だけど、
これは、しっとりしたムードやトラブルへのスタンスが好き。
続編も出せそうな話だけど、一巻完結なのかな?

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2016年05月21日

Posted by ブクログ

妖怪の姿を認識できる絵師と女子高生のお話

日常のどこにでもある事柄に
うまく妖怪や、非日常のものの要素が絡められていて現実味をもってイメージが出来た

文章もとても読みやすくて良かった

多聞と瑞希の心情も、よくある形ではなく複雑性があって新鮮味があった

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2015年09月22日

Posted by ブクログ

祇園祭というだけで買ってしまったので、期待してなかったけど期待以上に面白かった!
衣笠さんがかわいすぎるー。
京都の町がたくさん出てきて嬉しい限り。
ただ瑞希の「うちが」っていうのが、ちょっといらっとくる。
続編でるかなー

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2015年09月17日

Posted by ブクログ

妖怪絵師をしている青年と、彼を『先生』と呼ぶ少女。
そして『面食い』たる妖怪、の連続短編。

話が終わる毎に、昔の少女と青年の話が。
これがどう繋がるのか、贖罪になるのか。
昔から名前そのものではなく、役名や職業で呼ぶのは
日本だけの習慣、です。
その理由をきっちりと表してくれたような話でした。

しかし『面食い』可愛い姿です。
発言内容は、年月すぎたものいいですが。

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2016年12月18日

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