あらすじ
妖怪絵を得意とする絵師、安心院多聞。その絵はまるで生きているようだと評されるが、それもそのはず。彼が使う筆には秘密があって――。いまも生まれる“妖怪(あわいもの)”。その一瞬の邂逅を、絵筆で切り取る。
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Posted by ブクログ
大きな盛り上がりはないけれど、雰囲気があって良かった!
主人公とヒロインのちょっと複雑な関係も好みだったし、
衣笠さんがいい味出してる。
こういうレーベルでよく出ている、
主人公がトラブルを解決する連作短編集は、
「よくある話」が多くて退屈だけど、
これは、しっとりしたムードやトラブルへのスタンスが好き。
続編も出せそうな話だけど、一巻完結なのかな?
Posted by ブクログ
妖怪の姿を認識できる絵師と女子高生のお話
日常のどこにでもある事柄に
うまく妖怪や、非日常のものの要素が絡められていて現実味をもってイメージが出来た
文章もとても読みやすくて良かった
多聞と瑞希の心情も、よくある形ではなく複雑性があって新鮮味があった
Posted by ブクログ
祇園祭というだけで買ってしまったので、期待してなかったけど期待以上に面白かった!
衣笠さんがかわいすぎるー。
京都の町がたくさん出てきて嬉しい限り。
ただ瑞希の「うちが」っていうのが、ちょっといらっとくる。
続編でるかなー