【感想・ネタバレ】悪魔に奪われた骨(上)のレビュー

あらすじ

発見された三体の背骨の喪われた死体。FBIが恐るべき事件の真相に迫る!ウィスコンシン州ミルウォーキーで、背骨を抜き取られた女性の惨殺死体が発見された。地元FBIの要請で現場にかけつけた検死官ジェシカ・コランは、手慣れた刃物の使い方をひと目見て、初めての犯行ではないと確信する。現地の特別捜査官ダーウィン・レイノルズは過去に二件、同様の殺人事件があったことを告げ、同一犯説を主張するが、それを容易に証明することは難しい。ジェシカは、レイノルズとともに事件を精査するうち、しだいに事件にのめり込む彼の言動に疑問を抱くようになる……。

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Posted by ブクログ

女検死官ジェシカ・コラン・シリーズの第11弾にして、最終巻の上巻。足掛け18年…一時期、翻訳が途切れ、やきもきしたがついに最後の翻訳となった。

今回、ジェシカ・コランが追い掛ける犯人もまたトンデモないサイコパス野郎のジェイルズ・ガーランという男である。女性の背骨を抜き取るという惨忍な手口で殺人を繰り返すジェイルズ…そして、後半にシリーズを順に読んでいる読者なら驚愕する展開が…

本の帯に書いてある『ジェシカ・コラン最後の事件』の意味が非常に気になる。

月に海外翻訳ミステリーを4、5冊出していた扶桑社ミステリーの全盛期を支えた非常に面白いシリーズとも、いよいよ下巻でお別れか…

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2015年06月17日

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