【感想・ネタバレ】戦争の技術のレビュー

あらすじ

『君主論』でカリスマ権力者による政治主導を訴え、『ディスコルシ』で市民に国を守る自覚をうながしたマキァヴェッリは、本書で、強く、かつコントロールしやすい軍隊の作り方を説く。群雄割拠の時代、他国との戦いを勝ち抜かなければならないのはもちろんだが、同時に司令官たちの台頭も警戒しなければならない。軍制改革の特命を帯びた彼は、厳しい訓練によって兵士を鍛えるとともに、クーデターを未然に防ぎ、不満分子を矯正するための管理体制を構築する。マキァヴェッリ政治思想を理解する上で欠くことのできない一冊。ボリンギエーリ版、ナツィオナーレ版に依った改訳決定版。

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Posted by ブクログ

古代ローマの軍制を基盤に、マキャベリが考える軍隊の運用・編成について解説した本。ルネサンス時代あたりのイタリア人が考える理想の軍隊とはどのようなものか、参考になる。軍隊の並び等については単位付きで細かく指定があるので、付図を手がかりに読み進めると良い。

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2025年05月28日

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