【感想・ネタバレ】木かげの秘密のレビュー

あらすじ

クラスで飼っていた金魚が病気になって、生き物係の中井君は金魚を捨てに教室を出ていった。その数日後、おなじ生き物係の葉月は、校庭のエノキの木の幹で、ピカッと光る何かを見つけた。荒れたクラスで、金魚をきっかけにして二人の交流が始まっていく。

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Posted by ブクログ

中井くん、金魚を捨てに行かされる。葉月、木かげの秘密を発見――物語がスタート。

クラス内の力関係はいじめにもつながる。人それぞれ、自分を大切にってのが主題なのかな。
生き物係の葉月と中井くん、そして矢島くんが主要人物。
葉月は明るく振る舞いながら心は冷めている。あまり周りに合わせられないいじめられがち中井くん。仕切りやで幅を利かせていた矢島くん。
秘密と言ってもスリル満点どきどきではなく小学生的。勿論当人たちは楽しいのだろうけどね。校内の木なんて格好の遊び場なのによく見つからなかったなー。

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2016年07月21日

Posted by ブクログ

6年生。

小学校のクラスの問題、きっと誰もが思い当たること、あるんじゃないかと思う。

大変だよなあ、小学生。

悩んでいる子がいたら、少しでも救われますように。

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2021年10月21日

Posted by ブクログ

小川未明文学賞大賞受賞作品。
現代の等身大の子どものようにも思うが、あまりにクラス担任が無関心過ぎている印象。
クラスで起こっていることに気づかないのも甚だしい。
また、どの子の描き方もさっぱりとしすぎていて、いじめている子もいじめられている子も、その家庭環境の描き方が弱いと思った。中井君についても主人公の葉月についても、もう少し描写がはっきりしていたら、イメージしやすかったように思う。

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2014年01月15日

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