あらすじ
『神聖ヴォラキア帝国』、そこは弱肉強食の掟が活きる四大国最大の国家。強者が尊ばれ、弱者が虐げられる帝国の鉄則に例外はない。それがたとえ、帝国の頂点たる皇帝だろうと。ヴォラキア皇族の一人、プリスカ・ベネディクト――まだ幼く、しかし聡明な彼女に降りかかったのは次代の皇帝を決める『選帝の儀』。兄弟姉妹で殺し合い、最後の一人となったものが次なる皇帝となる血の闘争、それは残酷なまでに美しい宝剣の炎に照らされ、開幕する。
「どうあろうと関係ない。――世界は妾にとって、都合の良いようにできておる」
強者の理が全てを蹂躙する帝国史の一幕。――緋色の姫よ、焼き尽くせ。己が運命の障害を。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
主要キャラの過去ストーリーはほんとに味わい深いね^ ^素晴らしい。
剣奴孤島に何年もおるのも不明だし、この頃からラインハルトのことを知ってるってのは、やっぱり未来を知ってるか、未来から帰ってきた、的な感じなんだろうか。はやく真相が知りたいね
あとがき、どっちも死んでて草
Posted by ブクログ
ヴォラキア帝国、すっごい怖かった。
帝国は精強たれの精神の元、善も悪も関係なく力のみが賞賛される国
そこでのプリシラやアルの物語だった。
日常のように人が死ぬので、スバルとはすっごい相性悪そう。本編が楽しみになった。
個人的にはアラキア最高
王選候補者の中では随一の異常者とも言えるプリシラだが、プリシラなりに揺るがない芯を備えていることがよく分る。
アルとスバルの関係が気になる。同一人物と匂わせるような記述が随所にあるが、さてはて。
シリーズ作品レビュー
