あらすじ
不屈の少女の修道院暗黒活劇、堂々完結!
エーデルガルド総長率いるクラウストルム修道院が
疫病をばらまいてパニックを引き起こす計画--
総長が民心を掌握するための卑劣なる実験の準備が整う。
一方、修道女となる誓願式で、総長と対峙することを得たエラ。
修道院での宿願の3年間、復讐の幕がついに上がる!
「魔女の子」の一人でしかなかったエラがその身を賭した闘いの行方は……!?
この最終巻はフルボリューム、272Pです!!
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Posted by ブクログ
4月何日か覚えてないので、22で統一!笑
かなり手に汗握る展開で、
とまらず最終巻まで読んでしまった…!!!
エラの選択、それぞれの想い、祈り……
修道院で"魔女の子"として生き抜く彼女達が、
どんな困難をも乗り越えていく、
そこに一筋光があるのだと気づかせてくれる…
スリルでディープな熱き勇気と堅い絆の物語。
Posted by ブクログ
中世の修道院を舞台に神の支配と理不尽に抗う少女たちの物語。
残酷な試練と絶望を何度も乗り越え、少女たちは成長していく。
主人公エラだけでなく、仲間の少女たちの活躍が良い。
少し残念なのは敵役のエーデルガルトの生い立ちがあまり語られなかったこと。
極端な思想を持つに至った理由を知りたかったな。
そうすればもっと物語に深みが出たかも。
Posted by ブクログ
ジャンルとしては復讐劇。
そのシチュエーションが閉ざされたカルト修道院で少数の仲間達と周囲を欺きながら遂行するというもので
最後まで夢中になって読める漫画だった。
特に魅力的だったのは主人公エラの意志の強さと高潔さ。
エラの復讐を絶対に遂行させるという強い意志はあらゆる行動から示される。
修道院の出す薬入りの食事をこっそり吐いて、隠れて狩猟生活を始めるあたりとか最高でした。
しかし目的のためには時に良心に反する行動もとらなくてはならない状況に何度も遭遇し、
その都度マシな状況になるように知恵を絞り、それでも回避できなかった行為への言い訳はしない。
復讐を成し遂げたあとの彼女が最後にあの選択をしたのは納得のいくものだった。
不満点は悪役の掘り下げが放り投げられてしまっていたこと。
ラスボスのエーデルガルトが得体のしれない存在で終わってしまったのが残念。
この手のキャラを下手に掘り下げると大物感がなくなる危険性はあるが、それでも掘り下げて欲しかったのが正直なところ。
分かりやすい不満点もあったので星は4にしましたが気持ち的には5です。