【感想・ネタバレ】弥勒世 上のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年08月29日

不夜城・鎮魂歌以来の傑作。痛くてヒリヒリと焦燥感をあぶる1969年、返還前の沖縄を舞台に、いつもの馳星周の世界が展開される。
「いつもの馳星周の世界」ではあるんだけど、沖縄の中の差別や戦果アギャーなどの裏面史を背景に彩ることで重層的な世界が広がって、重厚感に昇華されている。
この本を読む前に佐野真一...続きを読むの「誰も書かなかった沖縄」を読んでおくと面白さが増す、というか読んでないと背景世界に浸れないかも。

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Posted by ブクログ 2017年02月26日

なんだか分からないけれど読み進めてしまう、
今回も馳星周らしさを出した破滅的な作品。

沖縄というタブーなエリアに踏み込みつつも、
遠慮することなく破滅的な道を突き進む内容は、単純に凄いと思います。
沖縄人を(勝手な?)定義付けしちゃったりとかw

もう少し削れるでしょ?とか色々と感じることはあるけ...続きを読むれど、
同時に作者の沖縄への迸る想いもひしひしと感じました。
パワーは凄かったです。さすが。

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Posted by ブクログ 2013年08月04日

戦後、施政権変換直前でアメリカに占領されている頃の沖縄を舞台に変換に至るまでの混乱を描く。レビューは下巻で。

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Posted by ブクログ 2020年06月29日

閉塞された環境。
鬱屈とした感情。
どうカタストロフを迎えるのか。
膨らんでいく状況が下巻に向けて、
怖いです。

それにしても、なっがーい。

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