あらすじ
▼第7話/さわって青空▼第8話/三日坊主の天国▼第9話/おじいさんの電話▼第10話/一夜で豪遊▼第11話/鍵▼第12話/伝言ゲーム▼第13話/伝言ゲームはつづく●主な登場人物/林二湖(通称・ニコ。七色の声を操る女子中学生。末はスパイか占い師…!?)●あらすじ/青空理髪店を営業中の青年・丸尾。まだ修行の身の彼だが女の子の評判は上々で、早速ニコもカットしてもらう。勉強のため男性客も取りたいという丸尾の言葉に応じ、後日、ニコは彼が働く店舗にロボを連れてくる。ロボのカットを待っている間、ニコがくつろいでいると、なんと大型バイクが突然店内に飛び込んできて……!!(第7話)●本巻の特徴/バイクの男がヘルメットを取ると、その髪には“カラーボール”のペイントがべっとりと付着していた。そう…この男は銀行を襲い、逃亡中の強盗犯だったのだ! それでもなお、普段と同じく客と会話をし、リラックスさせながら髪を切り続ける丸尾に「プロ」を感じたニコ。さて、今度の事件にはどんな結末が…? 大胆なペンタッチに、独特のあったかい会話センスが冴える傑作コミックス第2集。●その他の登場人物/ロボ(ニコが使う架空の姉・初美の声に恋した青年。今やすっかりニコの子分)、おじいさん(万相談事を営む。ニコに“仕事”を依頼する)
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Posted by ブクログ
素敵なお話。
変型の探偵モノかな。
絵のタッチが苦手の人もあろうが、はまると気持ちヨスですよ☆
(1巻もお薦めです。/ジャケはこっちがいいかなーと思って。)
Posted by ブクログ
「三日坊主の天国」から「一夜で豪遊」までの、ニコが殺し屋・三日坊主と爺さんのために体を張って動く流れが良い。#1とはストーリー展開が異なり、不可思議さが前面に押し出されている。作者の人生に対する悲哀、無常感が描き込まれている…穿ちすぎかな? 続巻を待っていたのだが、#2以降は出されなかった。残念である
Posted by ブクログ
実写化されてから作品を知りました。
なかなか面白かったです。2巻で終わってしまいましたが、もっと続きがあってもよかったかなと思います。
ニコの行動力はすごいです。スパイですから。
画風はかなり独特です。
三日坊主の話は切ないです。
Posted by ブクログ
この作家の独特の画風ととぼけた味わい、奇妙な情緒は存分に発揮されているが、これまでのガロ的というか純文学的というか、妙に浮世離れした作風は影を潜め、エンターテインメントの要素が色濃い作品に成っているのでこの作家に入るには最適な一冊といえる。利発で行動的なニコと、いいように利用されつつもそれなりに楽しげなロボのやりとりはとぼけてなかなか面白い。そして登場人物も皆一癖ある人物ばかりだ。しかし事件自体に俗っぽさを加味しているので、普通の漫画となんら変わりない部分とこの作家特有の味が絶妙に混じっていて妙な求心力を発揮している
Posted by ブクログ
最初に読んだ時は受け付けなかったんだけど今読んでみたらさらさらと読めちゃった。
何でもないような人たちがいろいろあるって言う人間ドラマです。
最後の最後まで一切ぶれないロボのDT感は素晴らしい。
Posted by ブクログ
うーん。漫画好きの人生の先輩から薦められ、正直、期待が大きかっただけに、それと比べるといまいち感が……。いや、十分面白いんですけどね。「鈴木先生」並みのインパクトを期待していたので、うーん、という感じでした。