あらすじ
ITエンジニアに求められるのは「絵心」ではなく「モデリング力」
直感的に伝わる、訴求力のある図の作り方を解説
「図解は苦手」という人にこそ読んでほしい1冊
企画書や提案書といった文書やプレゼン資料に広く使われる「図解」は、
IT現場において、欠かせないコミュニケーションツールの一つです。
一方で、「絵心がないから、図解は苦手」というITエンジニアが多いのですが、
それは大きな勘違い。ITエンジニアに求められる「図解力」は、絵心のような
芸術的センスではありません。必要なのは、ITエンジニアの必須スキルともいえる、
物事を分析して構造化する「モデリング力」なのです。
本書では、そうしたITエンジニアに必要な図解のセオリーやノウハウをわかり
やすく解説します。「絵心がないから・・・」などとあきらめず、実践的な
スキルを身につけましょう。メッセージが相手に正しく伝わる図が作れるように
なります。
<目次>
[基本編]
【第1章】 色の系統を意識する
【第2章】 そろえる
【第3章】 図形を使い分ける
【第4章】 軸で整理する
【第5章】 対称構造を使う
【第6章】 目立たせる
【第7章】 メッセージを示す
[実践編]
【第8章】 事業モデル
【第9章】 効果・コスト
【第10章】 効果の根拠
【第11章】 システム化方針
【第12章】 スケジュールと体制
【付録】 グラフ表現
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
図解本は数あるが、システム企画、提案書はその目的からもよく図解をするため、そのノウハウ本があるのは助かる。どちらかというと体裁や見た目を整理するために使える。
Posted by ブクログ
提案書を作成する際の図解について書いている本。
基本的なことが多く、それほど目新しい情報はないが、
基本の振り返りとしてはタメになったかなあくらい。
【勉強になったこと】
・デザインの流れ
①伝えたいメッセージを決める
②データを収集し信頼性を確認する
③デザインコンセプトを考える
④伝えたいメッセージを改めて明確にする
⑤相手の目と心を引き付ける表現にする
⑥必要な情報だけに絞る
⑦視線の流れに沿うレイアウトにする
⑧文字がなくても理解できるようにする
・図解の構造は割と単純
過去→現在→未来
原因→問題→影響
改善策→効果
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