あらすじ
戦地にいる父の無事を願いながら、助けあい、仲むつまじく暮らす母と4人の娘たち。貧しい生活のなかでいろいろな困難にぶつかりながらも、それぞれに夢をもち、成長していく物語。オールカラーイラストで、さくさく読める世界名作シリーズ第5弾。
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Posted by ブクログ
母と4姉妹は、戦地にいる父の無事を願いながら助け合い、仲睦まじく暮らしている。でも、時にはケンカしたり、病気になったりする事も…。困難を乗り越え、4姉妹は成長していく。
かわいくて美しい4姉妹の物語が読めて嬉しいです!ただ、メグの大人への第一歩の話から電報が来るという悪い知らせの話までの間にあった話がはしょられてしまったのが非常に残念ですが…。それでも一応この物語が読めて嬉しいです!
『若草物語』はアニメより原作の方が好きです。アニメではいきなりクリスマスの話とはもっと別の話(しかも原作にないオリジナルストーリーで!)から始まっているし、ベスとエイミーの年齢が変更されているし、ブルック先生の本名がなぜか「ジョン・ブルック」ではなく、「カール・ブルック」に変更されているし、学校でお仕置きされたエイミーがまだ学校に通い続けていたのが信じられませんでした。あのままではエイミーのためにならないのでは…と思いました。もし、世界名作劇場作品のリメイクがあろうものなら、この作品は原作通りに忠実にアニメ化してほしいと思いました。そうすれば、『ナンとジョー先生』の物語に繋がると思いました。原作に忠実にアニメ化してくれれば、アニメの方も好きになれたかもしれないのに…。
『若草物語』にはまだ続きがあるようですが、続きのストーリーも読んでみたいです。その後の4姉妹がどうなったのか気になるところです。
Posted by ブクログ
四姉妹のキャラが立っていて良かった。
お姉ちゃんについていきたがる末っ子とか、末っ子に甘い長女とか、姉妹あるあるが時代も国も超えて共通だったw
人間模様や展開が気になってずっと見ちゃうドラマ感覚。
全体的に道徳心というか、聖書の教えが大事にされていて、それを守って美しく成長していく姉妹たちが描かれている。
聖書を教えを守って、すると報われて、クリスマスで奇跡が起こる。のアメリカ感が良い。
リアルな感情を持った生きた姉妹たち。聖書の教えを大切にする、貧しくても清らかに生きる姉妹たち。このバランスがちょうどよく美しかった。
印象に残ったのはジョーが髪を切ったシーンと、エイミーが学校の先生に厳しく咎められるシーンと…たくさんある!それぞれの姉妹に印象に残ったシーンがある。四姉妹とも主人公なのが良かった!