あらすじ
『乙女戦争』の大西巷一が描く、歴史の波に抗った、気高き乙女たちの復讐譚。「ブルターニュの雌獅子 復讐のジャンヌ」「男装の殺人鬼 マネット・ボヌール」「涙の乙女(アクリャ)~或るインカ皇女の悲劇~」の三篇に加え、アフターヌーン四季賞受賞の著者デビュー作「豚王」を収録。
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良い
ひとつひとつの話が大変良くできていて、最高です。其々が完全に別の話しなのですが、全話違う意味で共感出来たり、人の人生観を考えさせられたりします。歩んで来た人生に由って、人ってこんなに強く、そして、後人に道を示せる程、高みに(物語の主人公は気づいていませんが)立つのだな~と思える作品です。個人的には最後の「豚王」の話が特に好きですが、どの短編も良い作品なので、興味があれば他の方にも一度読んでみて欲しいものです。