【感想・ネタバレ】理系アナ桝太一の 生物部な毎日のレビュー

あらすじ

人気No.1アナ桝太一。そのまじめで誠実な人柄に隠された素顔は、無類の生物オタクだった! 仲間たちとフィールドを飛び回ってチョウを追いかけた中高時代。潮にまみれ、船酔いに悩みながらアサリやアナゴと格闘した学生時代。生き物とともに遊び、学び、成長してきた理系アナが、その魅力を存分に語る「ムシ熱い」青春記。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

桝さんの生き物との出会いやフィールドワークを通じて成長していく姿を描いており、理系としての探求心と人間的な成長が融合しています。

桝さんの生物イラストがどれも魅力的で素敵で、これを見るためにこの本を読む価値があると言っても過言では無いです!生き物たちへの愛がこもってるのが伝わってきます。

人気アナウンサーの地位を獲得し、今では研究者としての道も叶えている桝さんの幼少期から、研究漬けの大学時代、アナウンサーとしての新人時代の話と幅広い話題が楽しめます。

アナウンサーの新人時代にエンタの神様の前説ですべりまくってた時代があったなんて…
そんな自分の恥ずかしい部分も強みを活かすためにどうするかといった話が印象的だった。

生物が好きな人、桝太一さんが好きな人、進路を決められない中高生、日々の生活に追われている社会人…色んな人に勧めたい本です!

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生真面目で誠実を絵に描いたような枡太一アナが過ごした中高と大学時代を振り返った本。
少年から青年にいたる生活が今の枡アナを作っているのだと納得した。
生き物を研究と言ってもその大半は極めて地味で過酷な作業なのに、ひたすらそれをやり続けていく。そうしてひとつの結論が出る。でもそれが光り輝くような発見と言うわけでもなく、一般人から見ると地味な結論にみえるのだが、それをベースにまた次の研究者がその先を研究していくことができ、そうやって膨大な学問が続いていくのだと思った。〇〇細胞騒動の華やかな発見でも捏造だったという結末と思い合わせると、やはり本物の研究とはそういうことなのだろうと思った。
またあるがままを受け入れる強さを生物たちから学んだ、理不尽と言う言葉はわがままなんじゃないかというくだりは本当に枡アナの経験からにじみ出た言葉だと思うし、とても心に残った。こんな中高生の時期を過ごしたのは素晴らしいと思うし、大人にも示唆に富んでいてもっと早くに読んでおけばよかった。

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2015年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

理系、生物部の青春。著者である枡アナに関してはTVで彼がアサリこそ我が青春と熱弁していたのを見て興味をもっていたのだが、デートすっぽかして蝶追いかけちゃうようなところから自然界の捉え方まで期待通りの人物だった。彼のように生き物には興味があるけど数学は苦手、というムシ取り少年は多いのではと思う。なぜなら自分もそうだったから。文系か理系かで迷っていた学生の頃に読みたかった。

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2014年10月28日

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