あらすじ
ヒトはすごい生き物だよ。だから、研究のしがいがある──友達はロボットだけ!?超合理主義の天才理系女子がキャンパスの謎を解き明かす!あなたのココロが試される、ほのぼの理系女子(リケジョ)ミステリー!【あらすじ】滋賀県にあるR大学情報理工学部の学生、相川作久良(あいかわ・さくら)は学園祭の中止を企む犯人捜しのため、「画像情報研究室」を訪れる。そこに寝ていたのは中学生にしか見えない女の子。彼女こそ、通称「またたびさん」と呼ばれる、情報科学の天才的な研究者、木天蓼麻美(もくてんりょう・まみ)だった。合理性を優先し人の心を解さない麻美は、お人好しの作久良と共に事件解明に挑んでゆく。
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Posted by ブクログ
情報理工学部の学生、相川佐久良は生来のお人よしが災いして学園祭妨害事件に巻き込まれる。たまたま知り合った「画像情報研究室」所属の木天廖麻美、通称「またたびさん」の協力を得て事件解決に奔走する。 理系の話が難しくてほとんど理解できなかったけどサクサク読めて面白かった。登場人物もよかったし、このまま続いていくのであれば読んでいきたい作品です。
Posted by ブクログ
状況説明が不足しているのか文章がやや読みにくいですが、作品としては悪くない。IT系の技術をうまいこと盛り込んでミステリーを構成していると思う。
しかし、こういう天才肌というか物事の本質を捉えてしまう人って本当にいる。こういう人から正しい突っ込みをされると凡人は結構つらい。
Posted by ブクログ
またたびさんと相川君のなんとなく正反対な二人の関わりが良かったです。
これからも色んな問題を2人で解決しているところを見たいなと思える作品でした。
Posted by ブクログ
お人好しな主人公に送られてきた、無罪を訴えるメール。
それが中学生にしか見えない女子と知り合うきっかけ。
連続短編で、文化祭の支度時期、という間だけの話。
何故自分に無罪を訴えるメールが? という所から
実行委員会に強制参加させられてみたり、という
そんなに流されて大丈夫?! と思ってしまう主人公。
そのおかげで知り合いが出来たからよかった?
いやでも、あのアプリで呼び出されるのは…。
まぁ授業中とか試験中でなければ大丈夫?
上に立ちたい、というのと、支配したいというのは
紙一重、な感じがします。
権力を持ちたいだけなのか、何かを作り上げたいのかで
周囲への認識というか、印象が違う気がします。
まぁ露骨に出さなければ、今回の犯人のように
そうそうばれなさそうですが。
でもそこに胡坐をかいていたら、それはそれで
自分でひっくり返ってしまう?
端々の行動に気を付けましょう…。
でも、まさかの落ちでした。
お人好しというより、流されてたどり着きました、が
正しい感じがします。
そのまま放置しておくと気になって仕方がない、な
感じがするので、お人好し、とはまた違う気がする
主人公でした。
Posted by ブクログ
最初の段階で主人公の性別がわからず、最初不安定な状態だった。代名詞を使うとかで避けられなかっただろうか。それとも作者の狙い? 探偵役の初出時にふりがなを振ってほしかった。しばらく借りの読み方で読み進めたのです。ガンダムロードとか「千葉県出身?」とか、わりと読者に任せる系なのかも。
Posted by ブクログ
期待せずに読み始めたが、思ったよりも面白かった。
またたびさんと呼ばれる頭脳明晰だが、空気が読めない女性とお人よしの大学生が大学で起こる事件を解明していく。
殺人とか劇的な事件でないので安心して読める。