感情タグBEST3
Posted by ブクログ
合弁会社設立から解消までが具体的に書かれていたので単なる企業読み物としてでなく、今飲食店で働いている人にも役立つ内容だと思います。
特に個人的に「おおっ」となったのは、「ビジョナリーカンパニー」についての言及していることでした(当然と言えば当然ですよね)。読んだことはあるけれど、思想が大きすぎてどう役立てようか困っていたものが、スタバの人達はこう考えたのかーと新しい解釈を教えてもらいました。
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1.引き続きスターバックスの歴史について学びたいと思った
2.著者の梅本氏と による2人が日本のスターバックスを普及させていく物語です。
当時のイタリア文化に惚れ込んだ角田氏が日本でもこの文化を流行らせたいし、流行ることを確信する先見の明がありました。そこにサザビーの社員である梅本氏とともにスターバックスを開店していくのですが、苦労の連続です。今でこそ考えられないですが、紙カップが足りなかったり、オペレーションで5分以上待たせたりすることもありました。そんな状況の裏側にはシュルツとの言い争いもあります。現場の苦労が身に染みて分かる一冊です。
3.角田氏の先見の明がスゴいと書かれていますが、梅本氏のフォロワーシップは自分が求めていたものでした。角田氏が人から理解できないことを言うときは翻訳者として梅本氏の言葉で伝えていく。その思いが現場や本社に伝わり、動いていく様子が描かれていました。
Posted by ブクログ
スターバックスは単なるコーヒービジネスではなく、ピープルビジネスだ。本物のコーヒー体験を求め、今日も多くの客人が来店する。
自宅でも職場でもないサードプレイスとしてスターバックスは最高のホスピタリティーと最高の一杯を提供することを追求し続けている。
BHAG。壮大な目標を掲げるスターバックスはとにかく本気だった。2000年代以降出店攻勢をかけながらも着実にファンを増やした。
Posted by ブクログ
20190303
スタバを日本に持ってきたサザビーとスタバの挑戦が、かなり詳細に書かれている。
タリーズを日本に持ってきた松田さんの事も浮かびながら読み進めていた。
Posted by ブクログ
多くのファンを持つスターバックスを日本に出店し、大きなコーヒーショップに成長させた物語。
アメリカ、シアトル発の本格的なコーヒーショップであるスターバックス。
それまでのアメリカのコーヒーの常識を覆すショップ。日本ではまだ無名だったスターバックスを立ち上げるため尽くしてきた筆者。
お店を立ち上げるまでの苦労。
その当時、米国スターバックスと日本のサザビーが対等な関係で合弁会社を立ちあげたときの話。スターバックス体験をした人たちが、それぞれ自分の意見を忌憚無く上司に伝えるなど、風通しのよい組織になっていったときの話。その他、スターバックスの組織が成長していくときの話など。
読んでいて、スターバックスジャパンに関わった誰もが、スターバックスを心から好きだったのだと感じました。原点は、味にこだわって入れられた美味しいコーヒー。それにくつろげる空間。スターバックスのブランド力はこのようにして育てられてきたのだと思いました。